4年前に書いた記事を改めて(歌詞部分を削除し著作権に配慮し、一部加筆)
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どうしてか、突然、頭に浮かんで聞きたくなった。そんなときYouTubeは便利だなあ。
松田聖子 / 瞳はダイアモンド
昭和58年10月リリースというから、自分が中2の秋だ。
いつ過去形に変わったの だったのか。
いつか時計に変わったの だと思っていた。
たしかに日本語としておかしい。
歌詞の意味を考えることなく、ただただそう思い込んでいた(T_T)
50歳になって初めて本当の歌詞を知った。
意外と口ずさめて、こんなに歌詞を覚えているのかと自分でも驚いた。
松田聖子ファンだったというわけではない自分がここまで歌えるのは、松田聖子がその時代をそれほどに席巻していた証なのだろう。
YouTubeを鑑賞し、松田聖子の歌唱力の高さに喫驚し、改めて歌詞を眺めて、唸ってしまった。これは名曲だ。
作曲の呉田軽穂は松任谷由実。
松本隆と呉田軽穂といえば、赤いスイートピー、制服、渚のバルコニー、秘密の花園と、次々にヒットを生み出した名コンビ。
当時、随一のヒットメーカーだ。
曲がいいのはもちろんだが、曲にマッチした歌詞もいい。
幾千粒の雨の矢たち、こんなフレーズ、自分なら100年かかっても思い浮かばないだろう。
松田聖子の歌い方もいい。
少しためて、微妙に遅らせる歌い方。
うるんだひとみはっ↗に代表される、しゃくりあげ。
視線を右下に落とし、頭を微妙に揺らすあざとい仕草。
透き通るように抜けのいい圧倒的にクリアな高音。
ぶりっこだと当時から批判する声は一部にあったが、多くはその高い技術を認めていたのだ。
(2番の、とーぉきのながれが きずっ↗つ、け、て、もー、きずつかっ↗ない、の部分もいい。)
・・・。
はい、戻った。
一瞬だけ中学生になっていました。