電気ショックをする朝。
7時にパン一枚とコーヒー、プロテインを飲む。
9時以降は絶食だ。
12時30分に病院へ到着、中央処置室にて病衣に着替え左腕に注射用血管確保。
担当看護師はチクリと一発で決めた。
「前に入院したときにはひどい目にあったのですよ、あなたはとても上手ですね」
とは伝えなかった。
脱いだ荷物をビニール袋に入れ別棟にある生理検査室へ向かう。
生理検査室ではまず心電図検査。
終了後、外待合で20分ほど待たされる。
まだお昼休みだよなあ。
男性が呼びにきて検査室の中に。いよいよだ。
電気的除細動(電気ショック)の前に軽食道エコー検査。
心臓の状態を裏側から覗いて異常がないかを調べる。
機器やらを用意したり体にテープに貼ったりと3人がかりで行う。
「この検査で麻酔されたらそのまま眠ったまま除細動になるんでしょうか?」
「そのように段取りしていますが、何か問題ありましたか?」
「付添が外にいるので移動するのならと思って」
「では声を掛けますね」
横にさせられ、口に丸い穴があいた器具を装着され、鼻には酸素の管だ。
3人がかりで検査されると思うと、自分ごときのために申し訳ないと思った。
薬を入れますねと言われてまもなく、腕の注射針のところが熱くなる。
薬が入っているんですよ、痛いでしょうとさすってくれた。
もうすぐ意識がなくなりますよ。
絶対に意識をなくすもんか。
気がついたらベッドの上に仰向け横たわっていた。
まっさきに脈をみると、、、戻っている。
あー電気ショックが終わったんだあ。
今朝起きても脈はトク、トク、トクと正しく売っている。
体が心なしか軽くなったようだ。
朝ランは今日はやめておき、明日からゆっくり再開していこう。
あーやっぱり正常な脈はいいなあ。
これが一日でも続くことを祈るばかりだ。
【これまでの経過まとめ】
2010年頃 不整脈発症。孤立性心房細動と診断される。
2018年まで 小樽市内のクリニックを年1回受診し経過観察していたが、紹介状により札幌手稲の渓仁会病院へ
2018年5月9日 アブレーション(1回目)
2018年5月21日 不整脈再発
2018年7月26日 電気的除細動いわゆる電気ショックにより不整脈が治る
2018年12月7日 不整脈が再現 ※前日の飲酒が原因
2019年1月23日 アブレーション(2回目)
2019年12月27日 高血圧のため降圧剤服用を始める
2021年3月14日 不整脈再発(2回目のアブレーションから781日後[2年50日後]) ※前日の飲酒が原因
2021年3月25日 不整脈が自力で治る
2021年4月22日 主治医による定期診断。経過良好。以後2ヶ月に一度定期受診。薬服用。(降圧剤、不整脈)
2022年4月28日 主治医による定期診断。(最終日)経過良好。
2022年7月28日 薬の服用終了。(降圧剤、ベプリコール、アプリンジン)
2022年12月24日 不整脈が再現 ※前日の飲酒が原因
※不整脈が自力で治った2021年3月25日から639日目
※薬の服用をやめた2022年4月20日から248日目
2023年1月26日 抗不整脈薬変更(べプリコール+アプリンジン→アミオダロン)
2023年4月26日 抗不整脈薬変更(アミオダロン→べプリコール+アプリンジン)
アミオダロンを3か月服用しても改善なし。
2023年5月9日 電気的除細動いわゆる電気ショックにより不整脈が治る。
べプリコール+アプリンジンは継続して服用
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