新聞に掲載されていたエッセイを興味深く読んだ。
晩秋に感じる寂寥感。
若かりし頃の思い出が、胸に強烈に焼き付いているのが窺える。
若いうちの経験がいかに大切か。
人生観を変えるほどの、その後の人生を左右する分岐点となり得るか。
身を持って知っているからこそ、若い人たちに自分が貢献できるとしたら、肌に感じた空気を伝えることだと説く。
若いうちにしか感じることができない空気感、経験があるのだから、君たちもたくさんの経験を積んでほしい。
各々に空気を憶え、吸収し、人生を切り拓いてほしいと願う。
50半ばにして自分が今職場で思うのもまさに同じで、若い同僚にはできるだけ色んな経験させたい。
それが人材育成につながり、ひいては将来を背負う人材となるかもしれないのだから。
静岡の工場の街で生まれ育った少年が、ひょんなことから北辺にある斜陽の街で歴史を語り継ぐ語り部となっているように。
それにしても、人それぞれに感じる晩秋の寂しさ、寂寥感はあるものなのだな。
私がいつも感じる晩秋の寂しさの情景はこちら
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