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この記事を 400字以内で要約し、問題点や課題、感想について400字以内で述べよ。
要約
北海道苫小牧市で、与党代表質問の内容が市職員によってほぼ作成されていたことが明らかになった。議会では代表質問が「市側作成」との指摘があり、市長は「問題なし」と認識を示した。問題の質問集は事前に市職員が議員に提供しており、議員が自身で作成したものではなかった。これに対し、一部の議員や専門家は市長の認識や行政の姿勢に疑問を呈している。
問題点と課題
問題点として、市職員が議員の質問を作成することにより、議会の独立性が損なわれる可能性がある点が挙げられる。議会は行政を監視する役割を担うが、行政側が質問を作成すればチェック機能が弱まる恐れがある。また、市長がこれを「問題なし」と認識している点も課題であり、ガバナンスの欠如を示していると考えられる。
感想として、この問題は議会と行政の境界線を明確化する必要性を浮き彫りにしている。市民の信頼を維持するためには、議員が主体性を持ち、公正な議会運営を確保するための仕組みづくりが急務であると感じる。
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課題を整理し本質をついた質疑とするために、議員と理事者とが協議しながら質問をブラッシュアップしていくことは必要なことだし、ある程度は、必要悪みたいなところがあるが、報道をみる限り、苫小牧の場合、ちょっとやりすぎちゃった感は否めない。
個人的には、市長が答弁作成のことよりも情報漏洩が問題だとしている点に違和感を感じる。
この問題は、ある意味では悪しき習慣を正そうとする内部告発による問題提起であり、公益通報とも言える。だからこそ、兵庫県のような犯人探しが行われなければいいが。
この記者は、小樽支局にもいたはず。
僭越ながら、当時からすでに非凡な才能を発揮していたことを覚えている。
彼女の優れた取材力と鋭い感性が、今回の記事につながっているのだろう。
記者クラブという、時には馴れ合いや形式に流されがちな環境の中にあっても、自分をしっかりと律し、独自の視点で真実を追い求める姿勢があり、ジャーナリストとしての誠実さを感じる。
彼女の情熱とプロフェッショナリズムに敬意を表したい。
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