夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

雉之図 李朝民画 その7

2014-12-28 03:45:53 | 掛け軸
今年一年愛読ありがとうございました。
本日より帰省のため、しばしブログを休稿します。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。

本ブログで述べたことがどうも今年は当ったらしい。

女性大臣の登用は納得できない・・・・・・・・・・・・K大臣らの辞任
男子日本代表の監督は外国からではないほうがいい・・・辞任の可能性
株高・円安は進む・・・・ドル建てリートがいい・・・・・・現状まではその通り

どうも専門外の分野であたってもただの山勘でしかないように思われます。でも山勘が大事な時もあるようで・・・。

手頃な値段で入手できる李朝民画・・、私も未整理のままその辺に放っておいてあります。「人々は民画にインテリア的な効用を求めただけでなく、家庭における「教育」のため、あるいは魔を退散させ福を呼ぶという「辟邪招福」の願いをもって飾りました。」という説明がぴんくるように日本の大津絵などの民画と似通った点がありますね。

雉之図 李朝民画
紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱入 
全体サイズ:横325*縦1155 画サイズ:横255*縦410



これは雉? 山鳩? ・・李朝民画がなにを描いているかはさほど問題にはならない? 基本的には鳥は吉兆を告げる縁起物。



大津絵よりも奥は深くないようです。ただ、味わいを愉しむのみ・・。韓国民族の特性を現しているということのようです。

民画はあとで表具した簡素な表具が多いですが、本作品は意外なほどしっかりとした表装です。



李朝民画についてリンク先に詳しく記述されています。

数千円で入手できます。人気があるのはやはり虎を描いた作品のようです。

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李朝民画:朝鮮,李朝時代の民画。民画は水墨画などの鑑賞画とは異なる価値基準をもち,民族の特性が種々の絵画形態に表わされたもので,李朝庶民の生活とともに発展してきた実用的絵画をいう。作品数は鑑賞画をはるかにこえる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
力(ちから) (米吉)
2014-12-28 22:46:07
今年も継続力と表現力の一年!なんと素晴らしいこと!
興味深く拝読させていただきました。
来年はユックリズムで?
良いお年をお迎えください!
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 (夜噺骨董談義)
2014-12-29 12:24:56
コメントをありがとうございます。
無事に帰省しました。大雪です~。
そうですね、少しユックリですね。

ハガキのアイデア面白かったです。居間に家内が飾りました。近いうちにブログに投稿予定です。
来年の干支作品は出来上がりましたか? 出来上がっていたら写真を送って下さい
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