
横山大観の絵などは私には高値?? もとい高嶺の花ですが、ひょんなことから本作品を買い求めました。もちろん超安値・・・本物とは思っていませんが印刷でもないし、よく描けているし、表具はそれほど高価でないが良く似合っているし・・・なんといっても一羽一羽の千鳥の表情が豊かで愛らしい。
磯千鳥 伝横山大観筆
絹本着色軸装共箱入 画サイズ横429*縦1107

ひょんななこととは・・・作品の表具を改装したため、箱に収まらなくなっているとのことです。
表蓋だけ活かして下箱を合わせ箱にしています。よくあることでして、共箱のため上蓋をそのままとし、下箱(収め箱)を底の深い箱にして収まるようにしてあります。
本来なら表蓋の箱書を活かして、箱全体を専門の方に頼んで作り直すのが通常で、大観ともなると二重箱にしておくのが普通ですが・・・。
真贋を確かめずにそこまでしては贋作の場合には贋作作りを補助したことなる・・。

千鳥がユーモラスで気品があります。作品の落款から大正末の作と推定されます。箱書きはその後期間をおいてから箱書したものと考えられますが・・。
真贋は基本的には不明ですが、良く出来ているので時折鑑賞しています。

横山大観の箱にある印章はほぼ縦長です。そのことを知らずに、贋作は四方印であったり、楕円印が多いので要注意らしいです。面白いことに贋作の殆どがそのような印章を用いています。
通常は縦長の印章「鉦鼓堂」を用いるのが通常です。それ以外を私はみたことがなく、本作品のように縦長の「大観印」というものが存在するかどうか私の資料では不明です。
横山大観ほどの画家になりますと、手にとって作品を見る機会はあまりありません。美術館ではたくさんありますが、箱書や鑑定ナンバーなどを細かく見るのは殆ど機会がないのが通常です。
下記の作品は収集家から見せていただいた貴重な作品です。箱にある印章は下記の写真のものが殆どで、作品にも印されることがあるようですが非常に稀です。今月の思文閣発刊の「和の美」に掲載された「」に本印章が押印されています。
東海之濱 横山大観筆
絹本着色軸装上表具共箱上等二重箱軸先本象牙
画サイズ:縦548*横720 全体サイズ:縦1720*横892
鑑定NOは「る第6号」


磯千鳥 伝横山大観筆
絹本着色軸装共箱入 画サイズ横429*縦1107

ひょんななこととは・・・作品の表具を改装したため、箱に収まらなくなっているとのことです。
表蓋だけ活かして下箱を合わせ箱にしています。よくあることでして、共箱のため上蓋をそのままとし、下箱(収め箱)を底の深い箱にして収まるようにしてあります。
本来なら表蓋の箱書を活かして、箱全体を専門の方に頼んで作り直すのが通常で、大観ともなると二重箱にしておくのが普通ですが・・・。
真贋を確かめずにそこまでしては贋作の場合には贋作作りを補助したことなる・・。

千鳥がユーモラスで気品があります。作品の落款から大正末の作と推定されます。箱書きはその後期間をおいてから箱書したものと考えられますが・・。
真贋は基本的には不明ですが、良く出来ているので時折鑑賞しています。




横山大観の箱にある印章はほぼ縦長です。そのことを知らずに、贋作は四方印であったり、楕円印が多いので要注意らしいです。面白いことに贋作の殆どがそのような印章を用いています。
通常は縦長の印章「鉦鼓堂」を用いるのが通常です。それ以外を私はみたことがなく、本作品のように縦長の「大観印」というものが存在するかどうか私の資料では不明です。
横山大観ほどの画家になりますと、手にとって作品を見る機会はあまりありません。美術館ではたくさんありますが、箱書や鑑定ナンバーなどを細かく見るのは殆ど機会がないのが通常です。
下記の作品は収集家から見せていただいた貴重な作品です。箱にある印章は下記の写真のものが殆どで、作品にも印されることがあるようですが非常に稀です。今月の思文閣発刊の「和の美」に掲載された「」に本印章が押印されています。
東海之濱 横山大観筆
絹本着色軸装上表具共箱上等二重箱軸先本象牙
画サイズ:縦548*横720 全体サイズ:縦1720*横892
鑑定NOは「る第6号」

