夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

掛け軸の面白き作品たち 第2回 「鯉」

2013-04-10 05:11:55 | 掛け軸
子供の頃、本家の池に釣り糸を垂れ大きな鯉を釣り上げて、バケツに入れて意気揚々と帰宅したら大目玉をくらった。それ以来鯉は私の憧れ・・・。

鯉に関する日本画を本ブログに投稿した作品にて見てみました。

1.最初の頃に投稿した作品です。お気に入りに作品ですが、ぼろぼろの掛け軸を額装にし転勤するたびにもて持ち歩いています。本家の庭中にバシャバシャと音を立てながら暴れる鯉を釣り上げようとしてる子供の頃を思い出します。

琴高仙人図 唐絵絹本着色絹装額タトウ入 
画サイズ:縦390*横540

2.この鯉のとぼけた表情がいいです。さらりと描きながら愛嬌のある鯉を描いています。

鯉 堅山南風
紙本淡彩軸装軸先 共箱 
画サイズ:縦1165*横320 全体サイズ:縦2000*横445




3.福田豊四朗の鯉の作品です。福田豊四朗より五月の節句用にと製作していただいた作品です。

鯉 福田豊四郎筆絹本着色軸装共箱二重箱軸先象牙 
全体サイズ:横725*縦1600 画サイズ:横564*縦486



4.鯉と言えば登り鯉ですね。

鯉 川合玉堂筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱
全体サイズ:縦1802*横603 画サイズ:縦390*横458



5.浮世絵師による肉筆画も珍しいものです。

鯉図 月岡雪斎筆
絹本着色軸先鹿骨 合箱入 
全体サイズ:横659*縦1260 画サイズ:横539*縦320



6.寺崎廣業の鯉もまた珍しい作品です。

鯉 寺崎廣業筆
紙本水墨軸装 軸先鹿本骨 合箱入 
全体サイズ:横700*縦2140 画サイズ:横550*縦1320




鯉で検索するとこのほかにまだいくつかの作品があります。








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