夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

古伊万里 色絵竹梅唐人文柿右衛門手四方角皿 江戸中期

2022-02-26 00:01:00 | 陶磁器
先日の天皇誕生日には家族で近くの温水プールへ出かけてきました。家内は水泳は上手なのですが、小生は息子と同じレベル・・。生まれて初めて3時間近くもプールで遊んできました。

さて本日は週末であり、気軽に楽しめる作品の紹介です。古伊万里の作品で面白そうな作品があると、値段が手ごろであれば、ついつい買ってしまう性癖が当方にあるようです。蒐集を始めたばかりの頃には骨董市で幕末の頃から明治にかけての伊万里の作品を少しづつ集めたことによるものでしょう。



古伊万里 色絵竹梅唐人文柿右衛門手四方角皿 江戸中期
誂箱
幅143*奥行117*高さ35



天啓赤絵風でもあり、柿右衛門様式でもありそうは普段使うには面白い作品です。



口縁には鉄釉が施され、南京赤絵の影響を受けているようです。



他はすべて伊万里風・・。



呉須による染付にして、最後の色釉薬・・・、これは天啓赤絵の手法ですね。これも明らかに天啓赤絵を意識している作り方でしょう。



底面には砂の付いた高台となっています。



もしかしたら日本から図柄指定された天啓赤絵?? 否、やっぱり古伊万里でしょうかね・・・。いろんな妄想が骨董蒐集にはつきものなようで・・。水泳と同じくきちんとした指導がないと初心者のまま・・




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。