夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

普段使いの器 呉須赤絵 草花麒麟文平鉢 

2021-02-20 00:01:00 | 陶磁器
最近息子が夢中なもののひとつが独楽・・。小生よりもうまいようです。



本日は明末と思われる呉須赤絵の作品と思われる作品の紹介です。明末時代からの呉須赤絵の作品は日本の茶人に大いに珍重され、日本から注文されて多くの作品が日本に未だに遺っています。中国に一品たりとも遺っていないのとは対照的ですね。官窯の作品と違って自由でのびのびとした作風は大いに普段使いに用いられたのでしょう。日本でも犬山焼など多くの窯で同じような作品が焼成されたようです。

本日はその呉須赤絵の文様の中でも一番珍重される麒麟文?のある作品の紹介です。

普段使いの器 呉須赤絵 草花麒麟文平鉢 
誂箱
全体サイズ:幅175*奥行162*高台径97~99*高さ45



本作品はちょっと麒麟文がわかりづらくなっていますが、分厚くて日本で焼成された作品であろうと、時代が明だろうが清だろうがあくまでも普段使いに最適の作品だと思われます。



麒麟文などは奥田頴川の作品にもよく見られますね。



この作品は平鉢をちょっと変形させており、かえって使いやすくなっています。



この変形は日本からの注文でこうしたような気がします。



揃いでの注文であったように思います。重ねたことで中央の見込みの文様が擦れたとも考えられます。



高台は割高台。重ねて縄で縛るための高台の形です。



高台内の鉋の跡はよく見られるものですが、厳密には「時代は明末より下がったもの」か「日本で作られたもの」なのかもしれません。



食卓で漬物入れには最高ですね。


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