夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

大日本魚類画集 NO115 ドンコ 大野麥風画 

2022-02-14 00:01:00 | 浮世絵
前々から気になっていた下記の作品。男の隠れ家から探してきて持ち帰り、再度撮影と検証をしています。



無量寿仏 呉昌碩筆 1896年
紙本水墨着色額装 誂黄袋+タトウ 
作品サイズ:縦450*横330



まくりで廉価で入手していた作品で、仙台で勤務していた頃には額装にして玄関に飾っていました。

 

どうも良さそうだというのが現在に判断です。



さて本日は大日本魚類画集の作品の紹介です。大日本魚類画集の作品は第1号の作品12種以降は入手が難しくなり、第4号以降は500部限定から300部限定と発行部数が減少したために、健全な状態での入手はますます難しくなっています。



大日本魚類画集 NO115 ドンコ 大野麥風画 
紙本淡彩額装 版画 1942年7月第8回
画サイズ:縦280*横400



インターネットオークションでの入手でも状態の良い作品の数は稀で、作品の情報収集に努めていますが、まだ半分にも届いていない状況です。



まだまだ・・、徐々に徐々に・・・、こうして少しづつ蒐集している時が一番楽しいですね。

 

下記の作品は図集に掲載の作品です。図集に掲載の写真は下記のとおりです。



大日本魚類図集は人気の割には再版や印刷作品は一切ありません。その摺のレベルの高さゆえ模倣するには難しいのでしょう。



版画作品は紙のタトウに収納して、ときおり出してきては観るのが常でしょうが、それはつまらない。浮世絵派の展覧会などを観に行ってもいつもながらの額の貧相さは嘆かわしいものです。



当方ではきちんとした額装にして鑑賞することにしています。額装は神田の額装店「草土舎」などに依頼しています。



作品の雰囲気で額やマットを変えています。




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