夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

青花染付鉢 清朝時代作 その2

2014-01-28 05:25:10 | 陶磁器
長男の誕生祝の御言葉やらをいろんな方から戴いて恐縮しております。友人などは「還暦すぎてから大変だね」という素直な質問をいただきますが、そのあとに「でもよく考えるとすごいことだな。」と感慨深げに言うのが皆に共通していることです。そう・・・還暦過ぎているからと老け込んではいられません。

骨董の趣味はわりと手を動かすことが多いものです。別に壺を撫でているばかりが骨董の趣味ではなく、いろんな本を紐解いたり、箱の収納などに補修や道具で手作業が多いのでボケ防止には最適です。ブログを書いたり、資料を整理するのも指を使います。麻雀どころの比ではありません。老け込まないためにも骨董の趣味をすすめします。ただ、資金は余剰には使わないことですね。

今月の連休は家内と大津絵の展覧会へ出かけてきました。大津絵の古いものは最近入手が難しくなってきましたが、このようにいろんな大津絵を見ているとまた集めたくなりますね。

さて本日は染付の作品ですが、染付の色合いは日本人好みのようです。

染付鉢 清朝時代作 その2
口径170*高さ75*高台径75

滲んだような呉須の染付です。民窯で大量に製作されてもののように思います。紋様に違いはあるものの数千円程度で売られています。



「《清朝期》青花 花唐草文 六寸深鉢」と出品されていた作品です。見込み中央にあるのは西アジアの影響を受けたアラビア文字のようにも見えるが詳細は不明です。




高台内にある文字も不明ですが、伊万里に見られるような文字でもあります。




大きさからは茶碗としては大きいようであるが、使えないこともない大きさです。



でもやはり鉢でしょうね。またまた普段使い・・。染付の普段使いばかりで困ったものです。



少しは色気のあるものを揃えないと老け込んでしまいそうです。



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5 コメント

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そうですね! (米吉)
2014-01-29 00:27:16
チョットいびつな器や釉薬の自然な垂れ具合は人の手によって創られた物だからこそ味わい深いものですね。主のブログを拝見し始めてから、つくづく想う今日この頃です。ところで、還暦を迎えてからの子育ては大変でしょうが、奥様こそ!還暦ー歳と共にお二人を育てる日々に感服するしだいです。
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手作り (夜噺骨董談義)
2014-01-29 08:09:37
手作りは面白いですね。米吉さんには負けますが、わたしも陶芸を習いに先生に通っていた時があり、当時作っていた作品にはたとえいびつでも愛着が湧きます。子供も同じか???
家内は長男が生まれてからまだ実家に居ますが、寝不足のようです。ゼロ歳児二人ですからね。
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楽しむ余裕をなんとか (奥さん)
2014-01-29 14:35:43
眠い奥さんです。
ぐずって寝てくれない子供を抱いたまま添い寝でこちらは眠れてしまうほど眠いですが、次の授乳に泣かれると目が覚めるのは不思議です。
いろいろ大変でしょうが、「寝姿そっくり… 大小!」と思ったらつい写真を撮ってしまおうかというくらいの余裕を、なんとか維持できたらいいなぁ。。。と思います。
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不思議ですね! (米吉)
2014-01-30 13:15:32
泣かれると目覚める・・・不思議です。
親子で寝姿が一緒・・・不思議です。
性格は一緒が良いのか、そうでないのが望ましいのか・・・。
どうぞ、おおらかな気持ちで余裕をもって二人の子育てに御励みくださいますように(笑)
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性格 (夜噺骨董談義)
2014-02-03 05:21:06
「性格は一緒が良いのか、そうでないのが望ましいのか」・・・・、ともかく健康で育ってくれればと願うばかりです。
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