夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

十和田湖 月下子ノ口 舘岡栗山筆 その10

2018-12-18 00:01:00 | 掛け軸
休日には小生は屋根裏部屋の片づけ。山となった段ボールを処分・・。



広くなった屋根裏部屋をどう改装しようかとまた夢が広がります。展示室? 骨董用の倉庫? 外壁をぶち抜いて眺めの良い展望室? さらに風呂を作ったりして・・・・



さて大量のゴミを処分して家内は玄関お掃除・・。週末は肝心な居住空間以外の家の上下で正月準備の大掃除となりました。



さて我が郷里や近隣出身の画家は十和田湖を描いている画家が多くいます。本ブログでも取り上げている画家だけで、福田豊四郎、小林喜代吉、伊藤弥太、鳥谷幡山らがいます。本日は舘岡栗山の作品の紹介です。

和田湖 月下子ノ口 舘岡栗山筆 その10
紙本着色軸装 軸先練 合箱
全体サイズ:横454*縦2010 画サイズ:横331*縦1358

 

先日紹介した「千畳敷海岸」と同時に購入した作品です。



郷里の骨董店のご主人の説明では奥入瀬の流れ出る「子ノ口」付近を描いた作品ではないかとのことでした。



秋田県側から十和田湖に行くのには休屋から入って湖岸を散策し、子ノ口に到着して奥入瀬渓流を下って愉しむのが一般的です。今では日帰りが可能ですが、当時は子ノ口や湖岸、奥入瀬で一泊しなくてはいけなかったのかもしれません。

 

十和田湖で月夜の景色を愉しむということは当方ではありませんでした。自転車で行っても日帰りできるからです。





地元ではデートコースにもってこいですが、さすがに一泊する人は少ないですね。ましてはこの絵が描かれた当時は・・。月夜の十和田湖・・・、ロマンチックかもしれません。橋にて風情を楽しんでいるのはアベック・・???



夜に舟を浮かべる御仁は今はいない?? 十和田湖が一番きれいなのは冬という人もいますが、月夜の十和田湖も一度訪れてみたいものです。

やはり4階に相当する我が家の屋根裏は展望室か・・・。


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