夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

額の作品の整理 薔薇 森省一郎画

2018-12-17 00:01:00 | 洋画
男の隠れ家には洋画の作品が幾つか遺っています。ぞんざいに納戸に放置されていましたので、東京に持ち帰りタトウや黄袋を誂えて保管することにしました。

本日紹介するのは当方では珍しい洋画の抽象画ですが、当方の所蔵は絵画は日本画ばかりではありません。

バラ 森省一郎画
油彩額装 左下サイン 
画サイズ:横240*333



裏のサインから1962年作の作品であるが解ります。森省一郎が数々の賞を受賞し始める頃の作です。



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森省一郎:鹿児島生まれ、
1961年 29回独立美術協会展で独立賞を受賞、
1962年 30回展 独立賞、須田賞、30周年賞を受賞、
1963年 サンパウロビェンナーレ展出品、

作品「家」(1963年、屋根裏部屋の美術館蔵)


 
1965年 パリ青年ビエンナーレ 最優秀賞を受賞

作品「Conscience」(1965年、7回現代日本美術展出品作、東京国立近代美術館蔵)



1966年 第1回ジャパン・アート・フェスティバル出品、
1984-95年 フランスのアトリエで(遺伝子シリーズ)の創作。高島屋他個展、文化庁買い上げ、

滞仏22年、現代展招待、(画集 遺伝子は踊る)森省一郎著、
*東京国立近代美術館、京都近代美術館、神奈川県立近代美術館、彫刻の森美術館、京セラ美術館、バーゼル美術館、シカゴ美術館、サンパウロ現代美術館他収蔵、

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祖父が購入したのか、父が購入したのかは定かではありませんが、小生がまだ小学校の頃に入手した作品のようです。保管方法がきちんとされたらまた男の隠れ家にて保管することになります。


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