週末には親戚からタケノコが届きました。息子はさっそくタケノコの皮むきのお手伝い。
さて家内は屋根裏から大きな鍋を担ぎ出してアク抜きの段取り。アク抜きには大根が要ると義父と息子は畑へ大根と採りに行きました。
運搬は一輪車で・・・。途中で「ふ~疲れた。」だと・・。
夕方にはタケノコご飯となりました。結局大根でのアク抜きはたいへんで米糠を買いに行く羽目になり、次の日の夕ご飯はタケノコご飯に大根入りのカレーライスと相成りました。
さて本日紹介するのは、本ブログで幾つもの作品を紹介してきた明末から清朝のかけて中国の漳州窯で生産された呉須赤絵の作品の紹介です。その中から「天下一」という作例に分類される作品です。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その3
合箱入
口径337*高台径160*高さ65~73
当時の人気が高い漳州窯で生産されて日本に輸入された呉須赤絵の作品ですが、その作品に戦国武将が好んだ天下一の文字を入れるようにと中国へ日本から発注生産した作品です。
秀吉の死後、裕福な商人が大陸へ発注した呉須赤絵の作品の中で「天下一」と分類される作品です。
その後に徳川幕府は「天下一」の使用を禁止したそうですから、1600年代の一時期に存在した作品で、その後には見込み中央の「天下一」の文字を消したり、無くしたりした作品が混在します。
本作品は中央の見込み部分に朱での「天下一」の文字の跡がうかがえ、意図的に消したものか、擦れて消えたものかは分かりません。
明末呉須赤絵の特徴である虫喰い、砂付高台があり、虫喰い部分に補修はあるもののこの時代の作品としては無傷の完品といえるでしょう。
また見込みのデザインは「呉須赤絵」のうちの「青絵」の文様と「天下一」の文様が混在しています。とくに「天下一」の「八卦」の文を口縁の大きな窓に記されているが印象的な作品です。
明末の漳州窯で生産された作品の中で人気の高い大皿には「呉須赤絵」、「呉須染付」、そして最も希少価値の高い「餅花手」に分類されます。「餅花手」についで評価が高い「呉須赤絵(青絵)」に中に「天下一」の大皿が存在します。
「なんでも鑑定団」にもこの系統の作品が出品され評価されていますが、そのお値段は全くの的外れの高額で一桁安くなります。
本ブログにて紹介した「天下一」の大皿は下記の二作品です。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その1
合箱入
口径350*高台径180*高さ75
これらの皿の文字の原点は八卦(はっけ、はっか)にあります。古代中国から伝わる易における8つの基本図像。 (乾) (兌) (離) (震) (巽) (坎) (艮) (坤)のことで、文字に書く場合と本作品のように図柄をイメージしたものがありますが、この点を理解していないとこの作品群は理解できません。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その2
合箱入
口径370*高台径*高さ85
このような大皿を日本において何に使ったのでしょうか? こちらの皿は単純に文字のみです。中央の文字は「天下一」、周囲は八卦に関する文字・・。そして本日紹介した作品は口縁に大きく描いた八卦の文字。これらは何を表すのか? もともと呉須赤絵の大皿は天地を示す絵柄、「天下一」は大宇宙を表す????
さ~、この皿にタケノコご飯のカレーライス、天下一品やで~・・・?????
さて家内は屋根裏から大きな鍋を担ぎ出してアク抜きの段取り。アク抜きには大根が要ると義父と息子は畑へ大根と採りに行きました。
運搬は一輪車で・・・。途中で「ふ~疲れた。」だと・・。
夕方にはタケノコご飯となりました。結局大根でのアク抜きはたいへんで米糠を買いに行く羽目になり、次の日の夕ご飯はタケノコご飯に大根入りのカレーライスと相成りました。
さて本日紹介するのは、本ブログで幾つもの作品を紹介してきた明末から清朝のかけて中国の漳州窯で生産された呉須赤絵の作品の紹介です。その中から「天下一」という作例に分類される作品です。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その3
合箱入
口径337*高台径160*高さ65~73
当時の人気が高い漳州窯で生産されて日本に輸入された呉須赤絵の作品ですが、その作品に戦国武将が好んだ天下一の文字を入れるようにと中国へ日本から発注生産した作品です。
秀吉の死後、裕福な商人が大陸へ発注した呉須赤絵の作品の中で「天下一」と分類される作品です。
その後に徳川幕府は「天下一」の使用を禁止したそうですから、1600年代の一時期に存在した作品で、その後には見込み中央の「天下一」の文字を消したり、無くしたりした作品が混在します。
本作品は中央の見込み部分に朱での「天下一」の文字の跡がうかがえ、意図的に消したものか、擦れて消えたものかは分かりません。
明末呉須赤絵の特徴である虫喰い、砂付高台があり、虫喰い部分に補修はあるもののこの時代の作品としては無傷の完品といえるでしょう。
また見込みのデザインは「呉須赤絵」のうちの「青絵」の文様と「天下一」の文様が混在しています。とくに「天下一」の「八卦」の文を口縁の大きな窓に記されているが印象的な作品です。
明末の漳州窯で生産された作品の中で人気の高い大皿には「呉須赤絵」、「呉須染付」、そして最も希少価値の高い「餅花手」に分類されます。「餅花手」についで評価が高い「呉須赤絵(青絵)」に中に「天下一」の大皿が存在します。
「なんでも鑑定団」にもこの系統の作品が出品され評価されていますが、そのお値段は全くの的外れの高額で一桁安くなります。
本ブログにて紹介した「天下一」の大皿は下記の二作品です。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その1
合箱入
口径350*高台径180*高さ75
これらの皿の文字の原点は八卦(はっけ、はっか)にあります。古代中国から伝わる易における8つの基本図像。 (乾) (兌) (離) (震) (巽) (坎) (艮) (坤)のことで、文字に書く場合と本作品のように図柄をイメージしたものがありますが、この点を理解していないとこの作品群は理解できません。
明末呉須赤絵 天下一大皿 その2
合箱入
口径370*高台径*高さ85
このような大皿を日本において何に使ったのでしょうか? こちらの皿は単純に文字のみです。中央の文字は「天下一」、周囲は八卦に関する文字・・。そして本日紹介した作品は口縁に大きく描いた八卦の文字。これらは何を表すのか? もともと呉須赤絵の大皿は天地を示す絵柄、「天下一」は大宇宙を表す????
さ~、この皿にタケノコご飯のカレーライス、天下一品やで~・・・?????