夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

青白磁大皿 塚本快示(快山銘)作

2012-07-12 05:14:19 | 陶磁器
骨董を趣味として楽しんでいるとあまり人前では言えないようになっているように思えます。お金を無駄に使っているように思われる風潮があります。

なんでも鑑定団に出演する人の中に骨董を趣味にしている人の多くが損をしている人が多いからでしょうか。贋作が多くあるのもまた起因しているようです。損得で骨董という趣味を推し量るとどちらかというと損をしているためかもしれません。

欲のない人ほど意外と高価な作品と巡りあうことも多いので、欲がかえって損を生むため骨董を欲目でみると損害が大きくなります。肝心なのは美的なセンスで骨董を楽しむことでしょう。

今回は青磁の作品や作家をあまり知らない頃に購入した作品です。なにやら割と高くなっていたようです。

青白磁大皿 塚本快示(快山銘)作

口径310*高台径183*高さ48

 


東京美術倶楽部の正札会を8時間近くもブラブラ・・。浜田庄司、島岡達三、河井寛次郎など本ブログでも御馴染みの作品を観ながら、お値段も参考にしていました。

気になったのが、「塚本快示」という青白磁の作品です。どこかで・・・。




たしか普段使いで刺身用の盛り合わせの皿として買ったような・・。



帰宅してまた思い出して探してみたら、オーブンの棚に干物の下になってありました。家内曰く「邪魔だから別なところに収納して欲しい」とケンモホロロ・・・。

人間国宝の作品らしい



昭和58年に人間国宝になっているようですが、同封の作者の経歴の栞から判断するとその頃の作品のようです。

まだまだ青磁や白磁の作品には観る眼が未熟なようです。


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