先日も紹介したように、男の隠れ家(郷里の所蔵している家)には今は使わなくなった揃いの器があります。大半が杉や桐の箱に収まっているのですが、あまりの数の多さのため、整理しないと何がどこに、幾つあるのかさえ分からない状況でした。今までのブログでも整理のためにも数多く紹介してきたのですが、整理もおかげさまでこのような普段使いの器を残すのみとなってきました。まず本日紹介する最初は吸物椀です。よく骨董市でみ . . . 本文を読む
我が家の先人達は必要に応じてお揃いの食器を揃えたようで、数多くの揃いの器が遺っています。例えば古伊万里らしき皿などがあり、その一例が下記の作品です。古伊万里 藍九谷 墨弾羊歯文 20客揃杉箱口径164*高台径88*高さ33明治期・大正。昭和初期頃に揃えたと思われる作品がほとんどですので本作品はおそらく明治期?と推測しています。このような蝋抜きというか墨弾の技法は藍九谷の皿によく見られるようで、当時 . . . 本文を読む