最近、風呂場にあった結構大きな固形石鹸を何者かが盗んで?いったり、庭にいくつもの掘った跡が散在したりしていて、なにか小動物が我が家に潜んでいるらしい。
最初の兆候は風呂場にあった固形石鹸をかじった跡があり、脱衣所に移動していました。元に戻してみたところ、今度はまたしても盗難?に遭い、勝手口の縁の下にありました。今年になって鼠を2匹退治しており、一匹は小生が格闘の末、踏みつぶして退治。もう一匹は薬で処理して退治しましたが、どうも固形石鹸を盗んだ犯人は鼠らしい。まだいる・・・??? 庭を掘った跡は近所にいる狸との近所の評判・・・。駆除剤を食べず、さらに姿を見せずに悪さをしていることから知恵を付けてきてるかも? むむ・・・・、これは骨董と遊んでいる状況ではない・・・。家内と対策を打ちましたが、少し様子をみることにしています。
さて本ブログでクロード・ワイズバッシュの最初の作品はすでに紹介していますが、どうもリトグラフの作品ようでした。その躍動的な確かなデッサン力に魅せられての入手でしたが、市場で流通している作品のほとんどがリトグラフの作品のように思えます。
当方はまったくクロード・ワイズバッシュには知識がないのに、なんとか肉筆の作品はないものかと探していて、本日の作品を入手することになりました。真贋はまったく不明ですので、「伝」としております。
男性像 伝クロード・ワイズバッシュ画 1984年 その2
紙本鉛筆デッサン額装 タトウ+誂黄袋
F10号程度 額サイズ:横592*縦666 画サイズ:横480*縦530
前回と重複しますが、クロード・ワイズバッシュの画歴は下記のとおりです。
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クロード・ワイズバッシュ:1927年フランスのティオンビルに生まれる。
ナンシー美術学校に学び、各種の版画技法を習熟する。ワイズバッシュのその高度な構成力と表現力は、ときにロートレックやドガとも並び称される。
初期から定評のある音楽家を主題とした作品では、演奏する瞬間の動勢が見事に映し出されている。セピア色を基調とすることで劇的効果が高められ、極めて独創性あふれる芸術世界を生み出している。
パリ国立近代美術館をはじめ、ニューヨーク近代美術館、ブリュッセルの王立アカデミー、日本では山形美術館に作品が収蔵され、大阪ではホテルニューオータニのバンケット・ホールを飾る大作を手掛けるなど、幅広く活動。2014年没。
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最近の画家であり、若い人に人気のようです。
額装されていますが、サイズが特殊でなかなか合うサイズの額がなく、入手時のままとしています。
肉筆には相違なく、描かれているには日本人のように思えます。サインには「84」と記されていおり、1984年の作か? なおクロード・ワイズバッシュはこの前年の1983年(昭和58年)に来日しています。
明らかに肉筆であることには相違なく、顔の輪郭には白の絵の具が使用されています。
速筆で実にうまいデッサンです。肉筆なら希少価値もあるのかな??
詳細の来歴は下記のとおりです。
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1927年 昭和2年2月8日、フランスのティオンビルに生まれる。
1957年 昭和32年 この年より四年連続して、青年絵画展、現代版画展、サロン・ドートンヌ、『現代の証人・画家』展に出品。
1961年 昭和36年 クリティック賞受賞。国際的に評価される。暗い色彩と鋭い感覚で人物を表現主義的に描く。
1968年 昭和43年 フランス版画家協会の専任会員に任命 世界各地の版画展に出品、高い評価を得る。また、青年絵画展、現代版画展、サロン・ドートンヌ、「現代の証人画家」展などにも出品。
1970年 昭和45年 東京、大阪でベートーベンをテーマにした個展開催。
1973年 昭和48年 東京で画家をテーマにした個展を開催。
1983年 昭和58年 来日
2014年 平成26年 4月13日、パリにて逝去。
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サインは下記のとおりです。「岡野?」という人物のポートレート・・。
「Flucle port? M`OKANO 84」のように読めますが・・??? 詳細は分かりません。
当方としてはちょっと横道にそれた蒐集・・、それよりもまず鼠退治が先決か・・・。