私が生まれ育った(二十歳まで)町・・・「北浦和」に昨日用事があって久しぶりに行って
来ました♪
なつかしいと言うより、あまりの変わりように初めて降り立った町のよう。
駅は私が居た頃には今の建物になっていて、高校や大学へ通うのに利用していたので驚きはしなかったけれど・・・
なぜか不思議と感慨は無い。
逆になつかしく思い出すのは、子どもの頃の北浦和駅で・・・木と漆喰(多分)で出来ていた瓦屋根の駅舎♪
子どもだったから駅を利用していないのになつかしく思い出すのは何故・・・?
それは・・・
雨が降るとよく傘を持って父のお迎えに行っていたから♪
今と違って携帯も無い時代。
いえいえ!電話はありましたよ!
でも多分「もうそろそろお父さんが帰って来る頃だから迎えに行ってきて」って母に言われて迎えに行っていたんだと思う。
電車が止まり、沢山の人たちが改札口を通り始めるとその中に父がいないか必死に
探す。
でもいないと、また木の手すりのような所に座って足をブラブラさせながら、次の電車が
来るまでひたすら待つ。
そして何本目かの電車で・・・やっと人ごみの中に父を見つけた時のうれしかったこと♪
今のように便利じゃなかったから・・・心細くなりながら、子どもながらに一生懸命待った
から・・・
父の顔を見つけた時の安堵と喜びもひとしおで、駅舎の光景と一緒に胸に刻み込まれて
いるんでしょうね♪
またこの町とご縁が出来たことに感謝し・・・
セピア色になった記憶をたどりながら、これからこの町を散策してみたいと思います♪
楽しみ♪