「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

馬の詩より  「 おんな無法松 」   マツカオリ

2012-08-14 22:54:30 | 馬の詩 ・ それぞれ...








「おんな無法松」  マツカオリ




松の香り高々しく
その面 ( おもて ) は凛として
粋でいなせで
器量よし

マツカオリは
玄海育ちの姐御肌

バッサバッサと牡馬 ( おとこ ) を捌く
男まさりの無法松







北九州市小倉北区  「 祇園太鼓と無法松 」

2012-08-14 22:33:30 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



小倉駅前にある祇園太鼓の像









旦過駅の近くにある 「 無法松之碑 」
























小倉競馬場でも 「 無法松 」がおる?






天草に行くと、やたらに天草四郎の銅像を見かけるが、
小倉では祇園太鼓や無法松といった像やロゴを見かける。
それだけ地域に根付いたヒーローであり、シンボルである。



「 無法松の一生 」 は、福岡県小倉 ( 現在の北九州市 ) を舞台に、
荒くれ者で評判だった人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、
よき友人となった矢先、急病死した陸軍大尉・吉岡の遺族
(未亡人・良子と幼い息子・敏雄)との交流を描いた作品である。

か弱い吉岡母子の将来を思い、(身分差による己の分を弁えながらも)
無私の献身を行う無法松と、
幼少時は無法松を慕うも長じて
(自身と松五郎の社会的関係を外部の視点で認識するようになったことで)
齟齬が生じ無法松と距離を置いてしまう敏雄、
それでも無法松を見守り感謝の意を表し続けてきた良子との交流と
運命的別離・悲しい大団円などが描かれている。

当初『富島松五郎伝~いい奴』の題で「九州文学」1939年10月号、
「オール讀物」1940年6月号に掲載され、
第10回直木賞候補作(本賞受賞できず)となったが、
後年の映画があまりの人気となったため、後に映画にならい改題した。
尚、 『 無法松の一生 』 というタイトルは、
最初の映画化の際に脚色を担当した映画監督でもあった伊丹が考え出した物であり、
岩下は終生このタイトルを嫌っていた。




北九州モノレール ( 平和通り ⇒ 旦過 )

2012-08-14 22:18:11 | モノレール ・ 乗り物 ・ 旅客機



旦過 ( たんが ) と読ませる旦過市場がある。








旦過市場の裏を流れるドブ川








肩と肩がぶつかり合うくらい狭い路地に市場が建ち並ぶ










北九州モノレール ( 平和通り ⇒ 旦過 ) では、
なんといっても、その名がついた旦過市場であろう。
北九州 ( 小倉の庶民の台所 ) である。
昔は、ここで天ぷらやコロッケを買って競馬場に通ったものである。

旦過市場の裏を流れるドブ川だが、
丸和の所から眺めると不思議と落ち着いたものである。
「 こんドブ川があるけん旦過たい! 」 って口を突いて出そうである。
それだけ親しみがあるというか、誰もが懐かしく思う心象風景だと思う。





沖縄県浦添市  「 グスクジョー 」

2012-08-14 21:54:04 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



キャンプキンザー側に築かれた石垣
































グスク内にある拝所







グスクの全景 ( マツダの営業所の裏手にグスクがある )






グスクジョーは、浦添市勢理客の国道58号線沿いの小高い丘に築かれたグスクである。
グスク自体の存在を知っている者も少なく、
また、グスクを探訪した者もほとんど居ないと思われる。
グスクの北側の「牧港補給地区(キャンプ・キンザー)」に隣接したグスクだけに探訪、
調査が困難な状況である。
グスクについて城主や興亡なども定かではないが、
実際に石垣が残っているだけに、
その歴史について今後も調査研究を続けて行きたいと思っている。


グスクジョーへのアクセス
グスクジョーへは、国道58号線を那覇から浦添市に向かい、
浦添市内を流れる安謝川に架かる
「安謝橋」を渡った「キャンプキンザー」の手前の山になる。
駐車は、近くにある公共施設などの駐車場を利用することをお薦めしたい。



那覇から浦添に向うバスからの車窓風景

2012-08-14 21:37:24 | モノレール ・ 乗り物 ・ 旅客機








那覇の泊港から北谷に向うバスからの風景だが、
動画は国道58号線( 那覇の安謝~浦添の勢理客~仲西・キャンプキンザー )で、
沖縄ではモノレールの那覇空港~首里区間以外の公共の交通機関はバスのみで、
電車のない沖縄では唯一の移動手段であるため利用者が多く、基幹産業である。

この動画の中で、勢理客 ( じっちゃく ) にあるマツダの営業所の裏にグスクがあり、
ここには二度足を運んだ場所である。





カレンナホホエミ ( 可憐な微笑み )

2012-08-14 21:22:06 | 競馬・ボート



1着でゴールしたカレンナホホエミ









1着で引き上げて来た馬を待つ厩務員さんも思わず笑顔に








鞍上の武 豊騎手も調教師の橋口先生も笑顔


父 タイキシャトル
母 テンシノキセキ
2010.12.10 現役引退



みんなを笑顔にしたカレンナホホエミが微笑み返しをしてくれます。
これを観た人が笑顔になれますように・・・