昨日、病院の帰りに果樹園の直売所を覗いたらイチジクが出ていた。
イチジクが出ていたら東京の友だちに送ってやろうと思っていたが、
送り状の住所の記憶が曖昧だったので、
今朝、朝イチの獲れたてを送ることにした。
いつも贔屓で立ち寄る直売所のオバちゃんは、
帰りに 「 これ、食べり! 」 って言って、
口の開いたイチジクを2つ3つ持たせてくれる。
そんなイチジクの写真を撮ろうと思っていたのに・・・
「あっ!」と気がついた時は、ひとつは口の中。
「 あ~やったばい! 」 って思ったが、ひとつでも写真に撮ることにした。
それが ↑ の写真である。
話は変わるが、15日に裏のおじいさんの葬式に行き、
そして今日は2月まで一緒の現場で働いていたおいちゃんの葬式に行って来た。
裏のおじいさんは、寝たきりだと聞いていたが、
ここ2、3年姿を見たことがなかったので、どうしているのだろうと思っていた。
現場で一緒に働いていた同僚のおいちゃんは、
去年の暮れくらいからやけにキツがっていたので、
「 おいちゃん、どっか悪いんやないんね? 」 って言っていたら、
「 糖尿で入院せないかんけ、しばらく仕事に出れんぞ! 」 と言っていたが、
それから現場に出て来ることなく、逝ってしまった。
進行していたといっても、実にあっけないものである。
今日、息子さんの挨拶で知ったが、
なんでも検査した時は、リンパ癌で余命半年だったらしい。
明後日は友だちのお父さんの葬式があるが、
月曜は仕事があるので、明日のお通夜に行こうと思っているが、
こんなに立て続けに不幸が続くのは初めてである。
夕べ、NHKの特集で、納棺師の方が震災に遭われた遺体を修復し、
笑顔として描いた水彩画が紹介されていた。
その番組をみて思ったことは、
祭壇の前で逝く人を思うとき、
そこにはいつも笑顔があるということだ。