「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県宮古島市  「 陸で横たわる灯浮標や灯標 」

2013-03-10 08:03:36 | 宮古の灯台



陸で横たわる灯浮標











































実際に海に立つ灯標










海で見る灯浮標や灯標はそんなに大きく感じないが、
陸に上がったものを実際に見ると想像以上に大きかった。
半分は海面下なのでそう感じるのだろうが、
それにしても圧巻である。




大分県院内の石橋 2 「 一の橋 」

2013-03-10 08:01:37 | 大分の石橋



































神社へと続く参道橋











石工の名前が刻まれている親柱





架橋年月日が刻まれている親柱




所在地 /  大分県宇佐市院内町北山 ・ 北山川
架橋  /  明治26年4月
石工  /  加来由蔵 ・ 小田萬吉
長さ   /  13.25m   幅   /  2.3m
拱矢  /   3.24m   径間  / 7.1m
環厚  /   45㎝   一連アーチ
■ 旧・院内町指定有形文化財


一の橋は界 橋から500mほど右側に架かる橋で、
山神社の参道橋となっている。
輪石はきれいに切られた切り石で組まれているが、
壁石は対照的に大きな自然石で空積みしている。
親柱には地元石工の加来由蔵と小田萬吉の名と竣工年月が刻まれている。


一の橋へのアクセス
一の橋へは、界 橋から500mほど上流になるため界 橋を参考にしてもらいたい。
駐車は、橋の入り口の路上に駐車した。


沖縄県多良間島   「 アマガー 」

2013-03-10 08:00:05 | 離島めぐり



石塀で囲まれたアマガー















途中まで歩いて行ったが、とても入れる状態ではなかった












アマガーは、運城御嶽から土原豊見親のミャーカに行く途中の道沿いにある井泉で、
古来、多良間島の人々は洞穴を求めて飲料水を確保し、
それらを基盤にして、その周辺に住み着くようになった。
アマガーは自然洞穴の中の湧き水で、島内でも古くから使用されて来た。
土原豊見親もその湧水の恩恵を受けて育ち、その集落で勢力を張り、
16世紀中ごろ島内に点在する諸勢力を制し、集落を統合した権力者である。

この洞穴の入り口から井泉まで約30m離れているうえ通路が狭く、
中ほどから暗い中を進み、足で探って水を汲む生活が昭和中ごろまで続いた。
ここは海岸から近い割に良質な用水であったため、島の貴重な水資源であった。