「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

多良間島 「 土原豊見親のミャーカ ( んたばるとぅゆーみゃの墓 ) 」

2013-03-30 05:15:54 | 沖縄の文化財



多良間島 「 土原豊見親のミャーカ 」








石棺が入るように正面に開口の様式が取り入れられている







天蓋も石板で覆われている







墓の入り口にあるアーチ門







左横にある夫人の墓







石を盛った夫人の墓







墓庭を囲った石垣







入り口にある説明板








地元では 「 ウプメーカ 」 とも呼ばれている











土原豊見親 ( んたばるとぅゆーみや ) のミャーカは、多良間村字仲筋東筋里にある墓で、
土原豊見親は16世紀前半に多良間島に渡って、島を開拓した草分け的存在だと伝えられている。
また、オヤケアカハチらの乱平定に従軍、尚真王より多良間島主にされたと伝わる。

ミャーカは宮古地方独得の墓の様式で、大きな板石を用いた箱式石棺墓が二基あり、
一基は土原豊見親の墓で、もう一基は夫人のものだといわれている。
墓の周囲は高さ60センチほどの琉球石灰岩で囲まれており、入り口はアーチ型の石門になっている。
天蓋も石板で覆われており、沖縄本島の亀甲墓とは違った形体をしている。
どちらかというと亀甲墓よりも家屋を模った厨子甕のような感じである。
また、地元では 「 ウプメーカ ( 大墓 ) 」 とも呼ばれている。
墓の近くには土原豊見親を祀った多良間神社がある。




大分県院内の石橋 13 「 打上板橋 」

2013-03-30 05:13:55 | 大分の石橋































所在地 /  大分県宇佐市院内町高並 打上 ・ 高並川支流
架橋  /  昭和初期の架設と推定
石工  /  不明
長さ   /  2.3m      幅   /  1.m
拱矢  /  1.32m     径間  /  1.36m
板厚  /  18㎝   
単径間二枚桁橋



打上板橋は、打上橋の左岸のやや後方に位置し、農道の下を流れる小川に架かる橋である。
橋自体は小さく見落としてしまいそうな大きさだが、2枚の桁を並べて架けてある。
橋脚となる石柱などはなく、橋台となる土手に直接載せられている状態であった。
石工や架橋年については不明である。

打上板橋へのアクセス
打上板橋へは、打上橋左岸後方約150mくらいの場所になるため、
打上橋を参考にしてもらいたい。
駐車は、橋の上の農道に止められるが、道路が狭いので打上橋と同じ場所が適所だと思う。


熊本県玉名市  ・  菊水堂 「 いちご生キャラメル 」

2013-03-30 05:12:07 | パン ・ ケーキ ・ お菓子



玉名市 「 菊水堂 」 のいちご生キャラメル






























“ いちご ” で有名な 「 横島いちご 」 を使った 「 いちご生キャラメル 」 。
“ ブランドいちご ” だけに高級感が口の中を支配する。
こうして生キャラメルとして売られているのは、
いちごが出回る旬の今の時季に限定されているだけに、ある意味希少価値だと思う。

「 横島のいちご 」 といえば、熊本時代に緒方さんたちと横島干拓で練習をしていた時に、
練習が終わって、イチゴ農家の人に 「 お金を払うからイチゴを食べさせてくれないか 」 と、
訊いたことがある。
「 熟れたつば選んで食ぶっとならどぎゃしこ食うたちゃヨカ 」 って言ってくれて、
4人が500円で腹いっぱい食べたことがある。
かれこれ20年ほど前の話だが、美味しかったのと、安かったのを憶えている。