仲里間切蔵元跡
The Ruins of Nakazato Magiri Kuramoto
( 県指定史跡 )
Prefectural Historical Monument
指定年月日 : 昭和 31 ( 1956 ) 年2月22日
Designaed Date : February 22,1956
所在地 : 沖縄県島尻郡久米島町仲里村字真謝
Location : Nakazato-son,Kumejima-cho,Shimajiri -gun,Okinawa-ken
仲里間切蔵元は真謝集落内にある琉球王国時代の役所の跡で、面積が約1750㎡あり、
周囲は長方形状に石垣で囲まれている。地元ではウクラ、またはウングヮと呼ばれている。
建物が初めて造られた時期は正確には分かっていないが、16世紀の中頃以降だと思われる。
周囲の石垣は琉球石灰岩で造られており、高さは北側が3.3mで、南側が2.7mとなっている。
正門は南側にあり、敷地の南東の角に土で造った物見台があったといわれる場所があるが、
現在残っているのは石垣だけで建物はない。
首里王府が久米島をどのように支配したかを知る上で重要な遺跡である。
The 1750㎡ ruins of a government offce of ryukyuan Monarchy period is in Majya village.
It is surrounded rectangularly by stone walls. Locally called Ukura or Ungwa,
the kuramoto is believed have been built after the middle of the 16th century.
The stone walls are made with pieces of coral and Ryukyuan limestone.
This ruins are significant in telling how Shuri government ruled Kume island.