比較的珍しい白ワインの葡萄である。香辛料を示すゲヴュルツの名が示すように、スパイシーである。独特の麝香のような香りとトローとした蜂蜜状の味が黄色の液体の色の濃さにも見て取れる。アルコール濃度は比較的高い。春の霜が大敵なので毎年収穫されるとは限らない。酸の清涼感が薄いのでこれをすっきりと仕上げるのは至難の業である。2001年の棚卸ワインを飲んでいるが、糖が残らず心地よい。
元々南チロルからトラミナーとしてやって来て、16世紀にプァルツで栽培し初めたようだ。この香りを指してゲヴュルツトラミナーと呼ばれるようになった。1870年以降にそこからアルザスへと引き継がれるようになる。
そのキャラクターから白い肉などに合わせるが、食事に合わせる以外にこれだけを楽しむケースも多い。これは女性より男性の方に好き嫌いが出そうである。
元々南チロルからトラミナーとしてやって来て、16世紀にプァルツで栽培し初めたようだ。この香りを指してゲヴュルツトラミナーと呼ばれるようになった。1870年以降にそこからアルザスへと引き継がれるようになる。
そのキャラクターから白い肉などに合わせるが、食事に合わせる以外にこれだけを楽しむケースも多い。これは女性より男性の方に好き嫌いが出そうである。