Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

我輩はめん類である

2007-01-23 | 料理
そのように始まる文芸作品があるかどうかは知らない。しかし、麺を好む男たちは世界中に生息するのである。女性よりも男性の方が麺好きが多いのはなぜだろう?

最も身近でスタンダードな食品はスパゲティーである。ドイツでレストランに子供を連れて行って、何が食べたいかと訊ねると、

「ポメス」、「スパゲティー」、「シュニッツェル」と甲高い声は決まっている。

スパゲティーは、ヌードルのイタリア形式でしかないが、その乾麺の国際市場は大きい。イタリア産の多くは、世界市場を牛耳っており、それらを合わせるとイタリア製品の中でも、国際収支の額面でかなり良い位置にあるのではないだろうか。アジア食品のインスタントラーメンの比ではない。

ここ数ヶ月、地元のスーパーには500Gで29セントのスパゲティなど三種類の製品を売り込むイタリア銘柄が新規参入した。それの特徴は通常の四分の一ほどの価格と、裏面にある製品情報がインターナショナルとなっていることである。日本語は輸入元の神戸の日本製麻が責任をもっている。

その製品は、普通に使う料理には7分茹でで使い良い。とにかく安いので売りきれるのも早い。

そこで大ブランドが競争して、低価格に挑戦して来た。なんと49セントである。4分、6分と8分があって、6分を購入した。

この価格競争が最終的にどのように落ち着くのか興味津々である。株式市場の高騰傾向に合わせて、消費者の生活感からするとようやくユーロ高で若干のデフレ傾向の市場価格調整時期に突入するのかと思っている。
コメント (8)
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