手の振りを意識した。時速15KMを目指すどころか、スピードが落ちる一方だからである。季節がらとも思っていたが、走る距離は伸びているのにおかしい、フォームを直す丁度良い機会だと感じた。先ずは、腕の振る方向や足との関連を意識した。直ぐに分かった、足が前に出るかでないかは、引く動作によると体で認識した。ピッチ走法からストライド走法へと再び戻す時期に来ているかと感じる。
気が付いたのは、腕を振る肩幅で回転モーメントが変わるので、足元が悪いとバランスを取るためにどうしても広くなり、狭くなると左右に身体が揺れやすくなることだ。要するにトラックで走る時とオフロードの走りは異なるのは分かるのだが、スピードを出すためにはその中間に解決方法がある筈だ。足を前に出そうと思えば、腕が深く引かれるが、その時に左右に揺れない様にしないと足元が悪いと足を挫く。以前はそのように走っていたのだが、長い坂を走り慣れるようになると自然にピッチ走法になっていった。しかし、ピッチが短くなってきたので、腕の振りを若干変えて、足が前に出るように工夫しなければ、スピードが遅くなる一方なのだ。
例年タイムが落ちる時期であるが、ここで壁を抜けるために何とかしたい。スピード向上と同時に距離を伸ばしてみようかとも考える。最低十キロを高度差を少なくして走るにはいつもの沢沿いをさらに奥まで詰めて戻って、一部を往復するか、三往復するかである。記録を見るには、三往復すれば12KMほどの距離になる。これを二時間掛けて走るとどうなのか?山登りコースが一時間以上の上り下りなので、一時間半を比較的平らなところで走れば最低9KM以上の走行が必要だろうか。兎に角、いつもの沢を4.5KM以上詰めてみるというのも方法かもしれない。朝早く暗いうちに始めれば、いつものように適当な時刻に終えられる。勿論その時に入念にランニングフォームをチェックしなければいけない。
週末には何を開けようかと考えた。待降節であり、怒涛の如くのグランクリュの連続とも考えた。しかし探しているうちに九月に入手したファン・フォルクセム醸造所のシャルツホーフベルガーリースリングのエティケットがナメクジに食われているのに気が付いた。二本のうちの一本を開けることにした。
予想通り若過ぎて、閉じたままだった。それでも本格的辛口のPCであることが分かった。明らかに今までのような残糖を残していない作りである。酵母臭の後ろには様々なザクロやクランベリーのような香りや味があるのだが、酸も引っ込ん感じで苦味が目立つ ― 果実風味と苦味の2014年産でますますブリュクリン・ヴォルフ醸造所の全く開いていない、本格的な若過ぎるリースリングと同じようになっている。恐らく苦みも完熟の葡萄を狙った傾向ではロベルト・ヴァイル醸造所の如何にも長持ちそうなリースリングにも似ている。
乾きのストレスと言われるその苦味であるが、それがなぜ完熟葡萄に表れるのかは分からない。そしてその苦味の原因にも不可解なところがある。それでも長期保存用にリースリングになるに従って、今年ほど閉じてしまって、なかなか試飲も出来なような年度は覚えがないのである。なるほどナーヘのデーノッフ醸造所にしても2014年は瓶熟成に関しては問題がないというが、既にクリスマスには楽しめるというグランクリュがあるのが不思議でたまらない。但し2014年の傾向としては、早摘みほど苦味の問題が少なくて、苦味の少ないリースリングはそれほど長持ちするワインではないのだ。
参照:
無線マウス二年半の実力 2015-11-28 | 雑感
ワイン祭り最終日の過ごし方 2015-06-22 | 暦
星屑の詰め合わせを追加 2015-10-02 | ワイン
気が付いたのは、腕を振る肩幅で回転モーメントが変わるので、足元が悪いとバランスを取るためにどうしても広くなり、狭くなると左右に身体が揺れやすくなることだ。要するにトラックで走る時とオフロードの走りは異なるのは分かるのだが、スピードを出すためにはその中間に解決方法がある筈だ。足を前に出そうと思えば、腕が深く引かれるが、その時に左右に揺れない様にしないと足元が悪いと足を挫く。以前はそのように走っていたのだが、長い坂を走り慣れるようになると自然にピッチ走法になっていった。しかし、ピッチが短くなってきたので、腕の振りを若干変えて、足が前に出るように工夫しなければ、スピードが遅くなる一方なのだ。
例年タイムが落ちる時期であるが、ここで壁を抜けるために何とかしたい。スピード向上と同時に距離を伸ばしてみようかとも考える。最低十キロを高度差を少なくして走るにはいつもの沢沿いをさらに奥まで詰めて戻って、一部を往復するか、三往復するかである。記録を見るには、三往復すれば12KMほどの距離になる。これを二時間掛けて走るとどうなのか?山登りコースが一時間以上の上り下りなので、一時間半を比較的平らなところで走れば最低9KM以上の走行が必要だろうか。兎に角、いつもの沢を4.5KM以上詰めてみるというのも方法かもしれない。朝早く暗いうちに始めれば、いつものように適当な時刻に終えられる。勿論その時に入念にランニングフォームをチェックしなければいけない。
週末には何を開けようかと考えた。待降節であり、怒涛の如くのグランクリュの連続とも考えた。しかし探しているうちに九月に入手したファン・フォルクセム醸造所のシャルツホーフベルガーリースリングのエティケットがナメクジに食われているのに気が付いた。二本のうちの一本を開けることにした。
予想通り若過ぎて、閉じたままだった。それでも本格的辛口のPCであることが分かった。明らかに今までのような残糖を残していない作りである。酵母臭の後ろには様々なザクロやクランベリーのような香りや味があるのだが、酸も引っ込ん感じで苦味が目立つ ― 果実風味と苦味の2014年産でますますブリュクリン・ヴォルフ醸造所の全く開いていない、本格的な若過ぎるリースリングと同じようになっている。恐らく苦みも完熟の葡萄を狙った傾向ではロベルト・ヴァイル醸造所の如何にも長持ちそうなリースリングにも似ている。
乾きのストレスと言われるその苦味であるが、それがなぜ完熟葡萄に表れるのかは分からない。そしてその苦味の原因にも不可解なところがある。それでも長期保存用にリースリングになるに従って、今年ほど閉じてしまって、なかなか試飲も出来なような年度は覚えがないのである。なるほどナーヘのデーノッフ醸造所にしても2014年は瓶熟成に関しては問題がないというが、既にクリスマスには楽しめるというグランクリュがあるのが不思議でたまらない。但し2014年の傾向としては、早摘みほど苦味の問題が少なくて、苦味の少ないリースリングはそれほど長持ちするワインではないのだ。
参照:
無線マウス二年半の実力 2015-11-28 | 雑感
ワイン祭り最終日の過ごし方 2015-06-22 | 暦
星屑の詰め合わせを追加 2015-10-02 | ワイン