先日紹介したフランクフルターアルゲマイネ新聞でのインタヴューの続きを各方面でクリスティアン・ティーレマンが吠えている。大きな問題はシュターツカペレドレスデンの支配人テイラーが仕事を与えなかったことであり、今回ザルツブルクでの練習の為にゼムパーオパーを使わせなかったことである。その事で厳しい批判をMDRで語り、DPA通信にも語っている。
長年のティーレマンウォッチャーとしては色々と背後を考えてみる。今回の事はドレスデンで二回のロックダウン中に全く仕事をしていないので久しぶりに集まって何度か練習をしてザルツブルクに乗り込む予定でいた。しかしそれが出来ないことで、全ての滞在費用はザルツブルク側に掛かる。ただでさえ人数を入れられない所での延べ数百人の宿泊代は馬鹿にならない。それは当然でザルツブルク側としても何とかならないかと言うのは当然だ。
そこで今までストリーミングも何も出来なかった状況を批判していて、楽団長の批判をする。それどころか三人の楽員もケムニッツの労働裁判所に労働が出来ないと訴えたという。
それに対してスイス人のテイラーは、ティーレマンには期間中オファーを出したが、他所でもそうしているような編成でのプログラムを受け付けづにシュトラウスの「英雄の生涯」のようなものを出して来るので全く不可能になったとしている。ヴィーンでやっている様にブルックナーなどをドイツでは演奏できる様ではないとするのはその通りである。
そもそもゼムパーオパーの換気の問題などを考えれば、又は舞台を度々広げてのパーソナルなどは到底賄えないとする。
ティーレマンのシュターツカペレでの契約は2021年で切れる。そして今ここで怒り爆発となった。楽団は一枚岩ではないと思われるが、少なくとも州の方はティーレマンの存在が邪魔になってきている。これは政治的なものであり、同時に売れなくなってきているというのはあるだろう。要するにそれだけの価値もなく、オパーでも20晩を好きな作品でしか指揮しない。もっといい後任が欲しいと考えるのも一理ある。
そしてテイラーは、ティーレマンが感情的なので話しにもならないとしている。こうなればまたまた人事へと話が進んでいくのだろう。
やはり、後ろにはバッハラーなどがいて圧を掛けているとしか思われない。そのことを承知で個人的感想を言えば、バイロイトも干されて、ゼムパーオパーもとなるのも仕方ないと思う反面、今回のティーレマンの主張には一理あると思う。
遅らせて陽が輝くのを待っていた。気温が零下8度と6度では大分違う。先ずは燃料を遠めの所で入れて、エンジンルームが温まるのを待っていた。20度ぐらいにはなるが停めると直ぐに下がる。幸い洗浄液は全く問題なく出ていたので、一桁ならば凍ることが無い筈だ。
遅れて出かけたがそれ程車も停まっておらず、見かけない若い目の女性が犬と一緒に走って来た。やはりこの気温になると好き者しか来ないのだろう。夜中は寝室をヒーターを開けっ放しで更に上掛けを掛けて就寝したが朝は頭が重かった。室温の変化だと思われる。シャワーの上でも摂氏5度、30%の乾燥で通常ではない寒さで山小屋を思い出す。
足場も凍っていないので走りやすく陽射しが気持ちよかったのだが残念ながら奥へは道が閉鎖されていた。仕方が無いのでそこから戻りながら我慢が出来ないので二度は走れないと思ったが、カメラを車でとって、再び戻った。途中何回か立ち止まって写真を写していたので、それ程退屈も無しに二度目の往復をした。身体が解れているので二度目は最初よりも大分楽なことも分かったのが大成果である。今後長距離練習にはこの方法も使えると思った。あれ程走り込んでいても二度続けて走ると全く足取りが違う事が分かった。
参照:
汚れを落として欲しい 2021-02-09 | マスメディア批評
音楽監督ティーレマンの去就 2020-12-29 | マスメディア批評
長年のティーレマンウォッチャーとしては色々と背後を考えてみる。今回の事はドレスデンで二回のロックダウン中に全く仕事をしていないので久しぶりに集まって何度か練習をしてザルツブルクに乗り込む予定でいた。しかしそれが出来ないことで、全ての滞在費用はザルツブルク側に掛かる。ただでさえ人数を入れられない所での延べ数百人の宿泊代は馬鹿にならない。それは当然でザルツブルク側としても何とかならないかと言うのは当然だ。
そこで今までストリーミングも何も出来なかった状況を批判していて、楽団長の批判をする。それどころか三人の楽員もケムニッツの労働裁判所に労働が出来ないと訴えたという。
それに対してスイス人のテイラーは、ティーレマンには期間中オファーを出したが、他所でもそうしているような編成でのプログラムを受け付けづにシュトラウスの「英雄の生涯」のようなものを出して来るので全く不可能になったとしている。ヴィーンでやっている様にブルックナーなどをドイツでは演奏できる様ではないとするのはその通りである。
そもそもゼムパーオパーの換気の問題などを考えれば、又は舞台を度々広げてのパーソナルなどは到底賄えないとする。
ティーレマンのシュターツカペレでの契約は2021年で切れる。そして今ここで怒り爆発となった。楽団は一枚岩ではないと思われるが、少なくとも州の方はティーレマンの存在が邪魔になってきている。これは政治的なものであり、同時に売れなくなってきているというのはあるだろう。要するにそれだけの価値もなく、オパーでも20晩を好きな作品でしか指揮しない。もっといい後任が欲しいと考えるのも一理ある。
そしてテイラーは、ティーレマンが感情的なので話しにもならないとしている。こうなればまたまた人事へと話が進んでいくのだろう。
やはり、後ろにはバッハラーなどがいて圧を掛けているとしか思われない。そのことを承知で個人的感想を言えば、バイロイトも干されて、ゼムパーオパーもとなるのも仕方ないと思う反面、今回のティーレマンの主張には一理あると思う。
遅らせて陽が輝くのを待っていた。気温が零下8度と6度では大分違う。先ずは燃料を遠めの所で入れて、エンジンルームが温まるのを待っていた。20度ぐらいにはなるが停めると直ぐに下がる。幸い洗浄液は全く問題なく出ていたので、一桁ならば凍ることが無い筈だ。
遅れて出かけたがそれ程車も停まっておらず、見かけない若い目の女性が犬と一緒に走って来た。やはりこの気温になると好き者しか来ないのだろう。夜中は寝室をヒーターを開けっ放しで更に上掛けを掛けて就寝したが朝は頭が重かった。室温の変化だと思われる。シャワーの上でも摂氏5度、30%の乾燥で通常ではない寒さで山小屋を思い出す。
足場も凍っていないので走りやすく陽射しが気持ちよかったのだが残念ながら奥へは道が閉鎖されていた。仕方が無いのでそこから戻りながら我慢が出来ないので二度は走れないと思ったが、カメラを車でとって、再び戻った。途中何回か立ち止まって写真を写していたので、それ程退屈も無しに二度目の往復をした。身体が解れているので二度目は最初よりも大分楽なことも分かったのが大成果である。今後長距離練習にはこの方法も使えると思った。あれ程走り込んでいても二度続けて走ると全く足取りが違う事が分かった。
参照:
汚れを落として欲しい 2021-02-09 | マスメディア批評
音楽監督ティーレマンの去就 2020-12-29 | マスメディア批評