Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ヴァレンタインに向けて

2021-02-13 | 
投函しなければいけない郵便がある。朝一番にしか回収されないので、寒いので明朝投函することにした。今晩はまた零下八度になる予定だ。早朝パン屋に行く前に投函しようと思う。日の出も7時40分と一時からすると一時間ほど早くなった。冬は終わり来週になると薔薇の月曜日とカーニヴァルから四旬節へと移る。通常は灰の水曜日は時雨るので春らしくなってくる。

兎に角早起きして身支度を整えて走ってしまう。快晴になるでので放射冷却が厳しいと思う。そして気温もなかなか上がらないようだ。朝の陽ざしを浴びるだけで良しとしよう。

土曜日は早朝から遅くまで放送等があって全部は追い切れない。特にゴールデンタイムは、ベルリンから劇場とフォルハーモニーからの無観客中継があって、同時にミュンヘンから新制作中継がある。ベルリンのウンターデンリンデン劇場はサイモン・ラトルが指揮をしてヤナーチェックの歌劇新制作なのでその顔ぶれだけでも観たい。ラディオとTVの生中継がある。フィルハーモニーからはキリル・ペトレンコ指揮で二十年代の黄金時代特集でクルト・ヴァイルの交響曲とストラヴィンスキーの「オイデプス王」がDCHで中継される。ミュンヘンからは、来週からバーデンバーデンに回るチェルニコフの演出で「魔弾の射手」中継がありゴルダ・シュルツがアガーテを歌うので、また二つ目の「マゼッパ」演出への流れ体験しておきたいので見逃せない。

現在のPCオーディオシステムでは、ラディオ放送とストリーミング放送の二つは同時に録音録画が出来るようにしてあるので、少なくとも二つは同時に追える。最初のは両方あるので3Satのヴィデオで観ればよいだろうと思う。ラトルのオペラの指揮は分かっているのでその程度にしておきたい。次の二つは、ベルリンからのものも音質の上がる再放送が翌日にあり、ミュンヘンのものは音質よりもオンデマンドで舞台の出来だけを確認すればよいと思う。するとラディオ放送を録音したいのは矢張りヤナーチェックか。映像は合唱の扱いが復活祭に係るので「オイデプス王」は見逃せない。

木曜日は何かあると思っていたが度忘れしていて、終わり頃になってトリノからの中継を思い出した。同地の放送交響楽団を伴奏にゲルネとグリゴリアンが歌うものが中継された。ユーロヴィジョン提供ものなので地域ブロックが外してあった。だから簡単に生中継が観れた。迂闊だった。ラディオの方は巻き戻しで録音しておいた。映像の方も最後の方を録画しておいた。結局直ぐに品質の良いオンデマンドになってそれをDLした。しかし前半の長いゲルネの歌は余分だった。引退興行の万年店仕舞いの歌手にしては安定しているが、それ以上ではない。さてお目当てのアスミク・グリゴーリアンの歌はリヒャルト・シュトラウスの「四つ最後の歌」だったが、最も問題だと思っている独語歌唱に大分打ち込んでいるようで良くなっていたように思われた。その他いろいろと実験研究もしているようで、いい指揮者でいい楽団で歌うようになると当代最高のシュトラウスの歌声と言われている真価を示すようになるかもしれない。バイロイトデビューがあるので、独語歌謡に更に集中して欲しい。

前日に録音してあったロスからの昨年の演奏はストラヴィンスキープログラムで投函に出かけたりしながらの合間で耳にしていただけだが、同じエサペッカサロネン指揮でも流石にロンドンの何番目かの楽団と世界で最も高給取りのハリウッドの楽団では月と鼈であった。嘗てその組み合わせで聴いたマーラーの三番交響曲の名演を思い出す。その立派な鳴りは新古典的な作品では素晴らしかったが、「春の祭典」ではリズムが大まかに整理されてしまっているようで全く正しく刻めていなかったようだ。あれならば振らない方が良い。その録音を聴いて指摘しようと思って録っておいといたら、それが悪さをしてシャッドダウンになって仕舞った。容量オーヴァーだ。なんてこった。結局急いで消去した。

前回作った寒天フルーツミックスが柔らか過ぎる寒天で具合が悪かった。漸く固めに作れた。こりこりするぐらいが好きなのだがいつも欲張って溶液量を増やしてしまうので柔らかくなってしまったのだ。この固さで満足だ。砂糖も入れ過ぎかと思うぐらいに入れないと味が無いので身体にはあまり良くない。黒砂糖も切れてしまっていたので、またいい身体に良さそうな糖を仕入れておきたい。



参照:
何度も繰り返す内に 2021-02-12 | 雑感
期限切れになった皆殺し 2010-09-20 | 料理
コメント
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