爪切りが届いた。ゾーリンゲンのヘンケルの双子ブランドの製品である。爪切りのごみが落ちないように箱になっている商品だが、以前使っていたような気がした。写真を見ていてもその箱の部分が張り出していて、それが邪魔をして上手く切れないような印象があった。
早速試してみた。手に持った感じは全く初めてで、中の小さな爪切り自体は使ったことがあるかもしれないが、箱の部分は矢張り珍しい。重さはその部分が確りしているので重量感はあるが、手に馴染む。さて実際に厄介な足の爪を切ってみた。誰でも同じだと思うが、身体が曲がり難い上に分厚い爪に上手に歯を当てて切るのは容易ではない。
アマゾンの評価には、高級品なので日本語も比較的沢山載っていたが、カーヴの形状で深爪してしまうなどがあったが、結構思う通りに当てられる。決して爪を掴み難いことも無ければ、深く入って仕舞う事もない。とてもいい角度になる。
切り口も粘りのある動作で強くも弱くもなく切れる。長持ちしそうな感じもする。強く挿む必要も、鋭過ぎるような刃にもなっていないからだ。価格は23ユーロであるから、日本で購入する人は5000円以上出すのであろう。常用している皮袋にも綺麗に収まる。その隣にはやはり余分に購入した双子の毛抜きのピンセットが入っている。旅行には完璧である。
ヴィーンの歌劇場でクラスターが発生した。月曜日に生中継される筈だった「フィガロの結婚」と日曜日に新制作初日を迎える筈だった「カルメン」の中継やTV放送などがキャンセルされた。カルメンの主役のアニタ・ラチュヴェリシュヴィリが陽性となったことから、合唱団でのクラスター発生が発覚した様だ。新制作をビエイトが演出してオストラエストラーダが指揮する事になっていた。つまり既に下稽古を含めて二週間以上は稽古していた筈だから、合唱団だけでなく指揮者やアシスタントなどが感染している可能性も高い。報道は通信社のものなのだけで真相は分からない。
発表では合唱団を介して、同時進行で練習に入った再演の「フィガロ」の合唱団も感染することになった。合唱団が入るところで感染者が出る限りクラスター化は避けれないので、バイロイト音楽祭でも昨年のチューリッヒでも合唱団は別棟で歌わさせるなどの配慮がなされる。また管弦楽団はクラスター発生に備えて二群を準備するなどの配慮が必要になる。
ヴィーンの国立歌劇場でも今まで頻繁に歌手が陽性と分かって急遽配役を替えていたが、今回は恐らく演技指導で歌手や合唱などが一堂に会していたので最早個別に芽引きすることはならなかったのであろう。つまり従来は練習に入る前に陽性が発覚していたとなる。
復活祭のオペラを考える時に重要になる点で、新制作「マゼッパ」のチュルニコフ監督に続いてベルリンからツェッチマン支配人がバーデンバーデンを訪れて打ち合わせがなされたとあったが、管弦楽の規模も中規模以上なので奈落にどのような形で配置できるのか以上に舞台上での合唱が困難を極めそうである。
客席も最大規模500人とすれば、会場には合唱やバンダを配置する空間は大分生じる。最上階の客席を使うだけでも遠近感は不必要に強く出るが安全性は保たれる。バイロイトの様にそれでもマイクを使わないで良いならば価値はあるだろう。
参照:
ニキシュ指輪四十年 2021-01-27 | 音
殆ど出家ものの私 2021-02-01 | 音
早速試してみた。手に持った感じは全く初めてで、中の小さな爪切り自体は使ったことがあるかもしれないが、箱の部分は矢張り珍しい。重さはその部分が確りしているので重量感はあるが、手に馴染む。さて実際に厄介な足の爪を切ってみた。誰でも同じだと思うが、身体が曲がり難い上に分厚い爪に上手に歯を当てて切るのは容易ではない。
アマゾンの評価には、高級品なので日本語も比較的沢山載っていたが、カーヴの形状で深爪してしまうなどがあったが、結構思う通りに当てられる。決して爪を掴み難いことも無ければ、深く入って仕舞う事もない。とてもいい角度になる。
切り口も粘りのある動作で強くも弱くもなく切れる。長持ちしそうな感じもする。強く挿む必要も、鋭過ぎるような刃にもなっていないからだ。価格は23ユーロであるから、日本で購入する人は5000円以上出すのであろう。常用している皮袋にも綺麗に収まる。その隣にはやはり余分に購入した双子の毛抜きのピンセットが入っている。旅行には完璧である。
ヴィーンの歌劇場でクラスターが発生した。月曜日に生中継される筈だった「フィガロの結婚」と日曜日に新制作初日を迎える筈だった「カルメン」の中継やTV放送などがキャンセルされた。カルメンの主役のアニタ・ラチュヴェリシュヴィリが陽性となったことから、合唱団でのクラスター発生が発覚した様だ。新制作をビエイトが演出してオストラエストラーダが指揮する事になっていた。つまり既に下稽古を含めて二週間以上は稽古していた筈だから、合唱団だけでなく指揮者やアシスタントなどが感染している可能性も高い。報道は通信社のものなのだけで真相は分からない。
発表では合唱団を介して、同時進行で練習に入った再演の「フィガロ」の合唱団も感染することになった。合唱団が入るところで感染者が出る限りクラスター化は避けれないので、バイロイト音楽祭でも昨年のチューリッヒでも合唱団は別棟で歌わさせるなどの配慮がなされる。また管弦楽団はクラスター発生に備えて二群を準備するなどの配慮が必要になる。
ヴィーンの国立歌劇場でも今まで頻繁に歌手が陽性と分かって急遽配役を替えていたが、今回は恐らく演技指導で歌手や合唱などが一堂に会していたので最早個別に芽引きすることはならなかったのであろう。つまり従来は練習に入る前に陽性が発覚していたとなる。
復活祭のオペラを考える時に重要になる点で、新制作「マゼッパ」のチュルニコフ監督に続いてベルリンからツェッチマン支配人がバーデンバーデンを訪れて打ち合わせがなされたとあったが、管弦楽の規模も中規模以上なので奈落にどのような形で配置できるのか以上に舞台上での合唱が困難を極めそうである。
客席も最大規模500人とすれば、会場には合唱やバンダを配置する空間は大分生じる。最上階の客席を使うだけでも遠近感は不必要に強く出るが安全性は保たれる。バイロイトの様にそれでもマイクを使わないで良いならば価値はあるだろう。
参照:
ニキシュ指輪四十年 2021-01-27 | 音
殆ど出家ものの私 2021-02-01 | 音