バーデンバーデン祝祭劇場「ハウスシュピール」前夜祭を観た。何人もの人が指定されたアドレスで待っていたが、一向に始まらなかった。結局ホームページから他のアドレスで遅れて流された。
支配人スタムパはこの春の見通しを訊ねられて、ストリーミングが始まるまでのそれよりは大分見通しがいいと話した。水曜日に記者会見があるという事で、その席で夏までのつまりメトロポリタン歌劇場のガラ公演などの代わりにネゼセガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団などのベートーヴェンツィクルスなどが発表されるらしい。
そして速報が出ていたようにプフィングステン音楽祭の5月23日には予定通りに開けるだろうとしていた。つまり春はどうかと言うと、準備をしていて、楽観的な見通しはあるものの新感染者指数などに影響されるという事だ。つまり、ドイツェヴェレで報じられていたようにプフィングステン音楽祭の5月13日の前までに延期されるという事はプランとしてあるようだ。少なくとも現時点では予定通りとも無理して言えないという事だ。ベルリナーフィルハーモニカーのスペイン旅行が流れればそこでやれる。
正直分からない。5月にそれ程の期待が出来るのかどうか?ここ二三週間で予定通りに指数が下がり続けて、3月初めには指数35以下になっていれば、変異株の影響が出るまでに撲滅へと動ける可能性がある。今年の復活祭は旅行が出来るような状況にはならないとしている予想は正しいが、500人入場程の催し物は地元の常連さんだけで埋まる。それで十分だと思う。
5月に延期になる場合の利点は、4月に「マゼッパ」をベルリンのフィルハーモニーでコンサート練習してから本番に挑めるという事で、映像化などを考えれば有利になる筈だ。やはりArteで制作して貰わないといけない。
番組には予定通りヴァイオリンのテツラフが登場してバッハのシャコンヌを演奏した。以前フランクフルトのアルテオパーの小ホールで聴いたのを思い出した。いつもガサガサした鳴りで技術的にも冴えないなと思うのだが、聴いて行くうちにその演奏ぶりに引き込まれて、最初感じていた技術的なことも全く不満を感じなくなる。ペーターツィムマーマンやユリアフィッシャーが弾くともっと綺麗に纏めるのだが、その粗削りな感じが凄みをもち始める。そして斎藤のシャコンヌを思い出す内にその歌い口や発声が本当のバッハだと訴えかけてくる。こういう演奏を聴くとあの斎藤門下のそれが如何に恥晒しにセンスの無いものかは誰でも感ずるだけでなくて、所詮「日本の洋楽事初めは、待て、勝負あり」でその程度だったのだとがっくりする筈だ。
番組の最後にはアムステルダムから指揮者シャニが出演して、演奏は当日の録画を観て貰うという事でエクスクルシーヴで「牧神の午後」前奏曲が放送された。指揮棒を持って指揮するのを初めて観たが、今迄とは違う精緻さが感じられた。雑な指揮の時とそうでない時の違いは楽団にも依るのだろうかと思った。
水曜日の記者会見の内容はそれほど進展はないだろうが、先ずは「マゼッパ」の舞台準備とかの話しが流れて来れば、こちらも準備だけはしておかないといけない。結局友の会やパトロンを入れて2000人規模なので、500人で四回分となる。「マゼッパ」は三回公演予定で、その前のGPを入れれば何とかは入れることになるか。実際全員が来るわけではないので半分ぐらいは一般売りに回るか。逆に5月に延期になったとしても完全に変異株を潰していない限り1000人も入れられないと思う。
参照:
体育会系枠組みの娯楽 2013-11-11 | 文化一般
インターアクティヴ関係 2021-02-16 | 文化一般
気になるベンチマーク 2021-02-14 | 文化一般
支配人スタムパはこの春の見通しを訊ねられて、ストリーミングが始まるまでのそれよりは大分見通しがいいと話した。水曜日に記者会見があるという事で、その席で夏までのつまりメトロポリタン歌劇場のガラ公演などの代わりにネゼセガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団などのベートーヴェンツィクルスなどが発表されるらしい。
そして速報が出ていたようにプフィングステン音楽祭の5月23日には予定通りに開けるだろうとしていた。つまり春はどうかと言うと、準備をしていて、楽観的な見通しはあるものの新感染者指数などに影響されるという事だ。つまり、ドイツェヴェレで報じられていたようにプフィングステン音楽祭の5月13日の前までに延期されるという事はプランとしてあるようだ。少なくとも現時点では予定通りとも無理して言えないという事だ。ベルリナーフィルハーモニカーのスペイン旅行が流れればそこでやれる。
正直分からない。5月にそれ程の期待が出来るのかどうか?ここ二三週間で予定通りに指数が下がり続けて、3月初めには指数35以下になっていれば、変異株の影響が出るまでに撲滅へと動ける可能性がある。今年の復活祭は旅行が出来るような状況にはならないとしている予想は正しいが、500人入場程の催し物は地元の常連さんだけで埋まる。それで十分だと思う。
5月に延期になる場合の利点は、4月に「マゼッパ」をベルリンのフィルハーモニーでコンサート練習してから本番に挑めるという事で、映像化などを考えれば有利になる筈だ。やはりArteで制作して貰わないといけない。
番組には予定通りヴァイオリンのテツラフが登場してバッハのシャコンヌを演奏した。以前フランクフルトのアルテオパーの小ホールで聴いたのを思い出した。いつもガサガサした鳴りで技術的にも冴えないなと思うのだが、聴いて行くうちにその演奏ぶりに引き込まれて、最初感じていた技術的なことも全く不満を感じなくなる。ペーターツィムマーマンやユリアフィッシャーが弾くともっと綺麗に纏めるのだが、その粗削りな感じが凄みをもち始める。そして斎藤のシャコンヌを思い出す内にその歌い口や発声が本当のバッハだと訴えかけてくる。こういう演奏を聴くとあの斎藤門下のそれが如何に恥晒しにセンスの無いものかは誰でも感ずるだけでなくて、所詮「日本の洋楽事初めは、待て、勝負あり」でその程度だったのだとがっくりする筈だ。
番組の最後にはアムステルダムから指揮者シャニが出演して、演奏は当日の録画を観て貰うという事でエクスクルシーヴで「牧神の午後」前奏曲が放送された。指揮棒を持って指揮するのを初めて観たが、今迄とは違う精緻さが感じられた。雑な指揮の時とそうでない時の違いは楽団にも依るのだろうかと思った。
水曜日の記者会見の内容はそれほど進展はないだろうが、先ずは「マゼッパ」の舞台準備とかの話しが流れて来れば、こちらも準備だけはしておかないといけない。結局友の会やパトロンを入れて2000人規模なので、500人で四回分となる。「マゼッパ」は三回公演予定で、その前のGPを入れれば何とかは入れることになるか。実際全員が来るわけではないので半分ぐらいは一般売りに回るか。逆に5月に延期になったとしても完全に変異株を潰していない限り1000人も入れられないと思う。
参照:
体育会系枠組みの娯楽 2013-11-11 | 文化一般
インターアクティヴ関係 2021-02-16 | 文化一般
気になるベンチマーク 2021-02-14 | 文化一般