なんとも悩ましい。メルケル首相をはじめ何とかロックダウン緩和をしたいようだが、情勢がまだ見極められないようだ。来週水曜日までには見えるだろうか。
地元ワイン街道は指数24.9と恐らく昨年11月以来の新規陽性者指数となった。実数では過去一週間に33人である。十分の一ぐらいになれば撲滅へと動ける。しかし近隣の地区では75.1の越境して114.7と連なっている。五分の一ほどの変異株感染らしいが、それにしては感染が早い。ダイムラー社のトラック工場もあり、ホームオフィースとならない層も多い。更に一つの街は外国人排斥の運動も毎週為されていたような地区で、やはり住んでいる人がAfDやクヴェアーデンカ―がこちらよりも遥かに多いと思う。
ヴィーンでは既に過半数が変異株感染という事で、小学校や幼稚園などではクラスターが相次いでいて結局再開から二週間程でロックダウンになっている。水曜日にはクルツ首相もZDFの番組に出演してコンセプトを説明していたようだが、幾ら集団テストをしても感染を抑え込めるわけではないのは当然で、ドイツの様に家庭で無料検査をするぐらいでないと密を避けれない。
ドイツも学校再開からクラスター化の可能性が強く、学校での検査で弾き飛ばして、隔離強化が必要になる。家庭も一緒に隔離となるので網にかかりやすい。既にバーデンヴュルテムベルクは強化方針を出したので、クラスター追跡とワクチン接種を組み合わせての防御しかないのであろう。それが可能になれば数理化が出来る。
先ずは、来水曜日にその次週以降の床屋などの再開に小売店などが計画されるようになる様に感染状況が落ち着いていることが求められる。保健相などは抑え込むのは難しいと話しているが、それならばワクチンなどは人命救助だけでいい筈で、教師などを優先させる必要など更々ない。
ビオンテクのサーシン教授は、以前謂われていた七割でなくても六割接種で収まると予想している。六割ならば日程も計算し易く、有志だけでも集っておけば五割近くは直ぐに終了する。あとは交通費も何もかも援助すれば六割は自発的に終る。
既にアストラゼネカのワクチンは在庫が余っているというのだから、積極的に動いて貰って接種を進めて行けばいい。空港とか主要中央駅でどんどん打てばいいのではないか。打ちたい人は沢山いる。一方でメルケル首相も談話している様に少なくとも最初の段階では接種者へのデジタル証明書如何に拘わらず公には優遇を認めないというのも倫理的には正しい。
シュヴェツィンゲンの音楽祭は五月からのオペラ上演を断念した。あそこのロココ劇場では到底不可能なことは昨年から分かっていたと思うのだがなぜか全席を売ってしまっているようだ。どうしてそのような不味いことをしているのか想像はつかない。室内楽は昨年直前になってベルチャ四重奏団の最後の一枚を入手したが、今春も昨秋以上に入れれるとは到底思わない。マスクを高性能にしても空調が効かないので、室内では限られる。折角の庭があるのだから、バイエルン州の様に許可を与えて、管楽セレナーデや野外芝居などをプログラムに入れれば価値があっただろう。船を浮かべての水上の音楽も良かったか?改めてプログラムを見ると、行っても良いかもしれないと思うのは、ヘルムヒェンが伴奏をして、先日バーデンバーデンデビューしたプレガルディエンの出るコンサートぐらいかもしれない。問題は他の催し物と重なる時期なので順調に開かれていくなると中々時間が空かないのである。
参照:
シュヴェツィンゲンから中継 2020-10-25 | 音
コロナ陰謀論の非合法化 2020-12-04 | 歴史・時事
地元ワイン街道は指数24.9と恐らく昨年11月以来の新規陽性者指数となった。実数では過去一週間に33人である。十分の一ぐらいになれば撲滅へと動ける。しかし近隣の地区では75.1の越境して114.7と連なっている。五分の一ほどの変異株感染らしいが、それにしては感染が早い。ダイムラー社のトラック工場もあり、ホームオフィースとならない層も多い。更に一つの街は外国人排斥の運動も毎週為されていたような地区で、やはり住んでいる人がAfDやクヴェアーデンカ―がこちらよりも遥かに多いと思う。
ヴィーンでは既に過半数が変異株感染という事で、小学校や幼稚園などではクラスターが相次いでいて結局再開から二週間程でロックダウンになっている。水曜日にはクルツ首相もZDFの番組に出演してコンセプトを説明していたようだが、幾ら集団テストをしても感染を抑え込めるわけではないのは当然で、ドイツの様に家庭で無料検査をするぐらいでないと密を避けれない。
ドイツも学校再開からクラスター化の可能性が強く、学校での検査で弾き飛ばして、隔離強化が必要になる。家庭も一緒に隔離となるので網にかかりやすい。既にバーデンヴュルテムベルクは強化方針を出したので、クラスター追跡とワクチン接種を組み合わせての防御しかないのであろう。それが可能になれば数理化が出来る。
先ずは、来水曜日にその次週以降の床屋などの再開に小売店などが計画されるようになる様に感染状況が落ち着いていることが求められる。保健相などは抑え込むのは難しいと話しているが、それならばワクチンなどは人命救助だけでいい筈で、教師などを優先させる必要など更々ない。
ビオンテクのサーシン教授は、以前謂われていた七割でなくても六割接種で収まると予想している。六割ならば日程も計算し易く、有志だけでも集っておけば五割近くは直ぐに終了する。あとは交通費も何もかも援助すれば六割は自発的に終る。
既にアストラゼネカのワクチンは在庫が余っているというのだから、積極的に動いて貰って接種を進めて行けばいい。空港とか主要中央駅でどんどん打てばいいのではないか。打ちたい人は沢山いる。一方でメルケル首相も談話している様に少なくとも最初の段階では接種者へのデジタル証明書如何に拘わらず公には優遇を認めないというのも倫理的には正しい。
シュヴェツィンゲンの音楽祭は五月からのオペラ上演を断念した。あそこのロココ劇場では到底不可能なことは昨年から分かっていたと思うのだがなぜか全席を売ってしまっているようだ。どうしてそのような不味いことをしているのか想像はつかない。室内楽は昨年直前になってベルチャ四重奏団の最後の一枚を入手したが、今春も昨秋以上に入れれるとは到底思わない。マスクを高性能にしても空調が効かないので、室内では限られる。折角の庭があるのだから、バイエルン州の様に許可を与えて、管楽セレナーデや野外芝居などをプログラムに入れれば価値があっただろう。船を浮かべての水上の音楽も良かったか?改めてプログラムを見ると、行っても良いかもしれないと思うのは、ヘルムヒェンが伴奏をして、先日バーデンバーデンデビューしたプレガルディエンの出るコンサートぐらいかもしれない。問題は他の催し物と重なる時期なので順調に開かれていくなると中々時間が空かないのである。
参照:
シュヴェツィンゲンから中継 2020-10-25 | 音
コロナ陰謀論の非合法化 2020-12-04 | 歴史・時事