Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

秋の公演の先行予約を出す

2021-07-08 | 文化一般
バーデンバーデン秋の公演の席を先行予約した。明日からなので返事はそれからだろうが、半数入場でも貰えるのではないか ― スタムパ支配人の口から800人の次は1000人というのが出てきた。先ずはどれほど売るかは分からない?四分の一以下であれば四枚予約の内の三枚しか貰えないかもしれないが、勿論寄付の姿勢に差が出て来る。まあ、対応を見よう。そう思っていたら先週のストリーミングのお試しコードが謝礼としてメールされて来ている。やはり、同じような感覚の人もいて、そういうことで寄付にも弾みがつくのだろう。

祝祭劇場での自分の指定席は大体決まっている。コロナ配置で入手が難しいならばプラスマイナス4ぐらいは移動しても構わない。その先週末のサイドのバルコンで前の方の席しかなかったので、歌手の口許には近くなるが角度が全然異なった。以前は舞台に一番近い端の席を取っていたぐらいなのだが、そうなると舞台の袖の上に座るだけで、決して音響的に良くない。直接的には空調が喧しく感じるようになったから引っ越したのだが、管弦楽団でも角度が付くとそれ程狙った音は聴こえなくなることにその後気が付いた。

齧り付きの音響をなんとかかんとかいう前に自分自身でもそのようなことをしていたのだから、偉そうなことを呟いてもいい加減なものである。第一バルコンの正面以外は殆ど座っているので、大体今の選択が音響的にも最もお得な筈である。それにしても響きは格別美しいホールで、人数が少ない内にもう少し聴いておきたいと思う。

また8月にはミニシリーズがあるようで、トリフォノフがリサイタルを開く。一体どこから回って来るのか分からないが、ツアーの一部に放り込んだのだろう。秋からは、レヴィトとか御馴染のノイマイヤー一座に続いて、ユジャワンとカピュサンのデュオの再演があって、ユロウスキーがロンドンフィルを振って、ユリアフィシャーがエルガーを弾くというのもある。その後はゲルギーエフ指揮マリンスキー一座。そして大晦日は昨年ポシャったSWR交響楽団では無さそうで、フォークトとダッシュのオペレッタ選集のようだ。ARDで中継されるような内容かどうかは分からない。

一般発売は7月末からのようなので、其れからでも他の日程を見ながらでも追加で購入すればよい。コロナ明けとしては、なによりもベルリナーフィルハーモニカー公演が大きく、それ以外も先ず先ずではないか。

中共公演が飛んでからの日程作りだから、結構最近になってから決定したものなのだろう。ペトレンコも本当に嬉しそうだった様に、歌手陣の日程が上手く空いていたものだと思う。不幸中の幸いというべきものだろうか。

日にちを空けて総練習をするのだろう。考えられるのはライヴ録音制作をするということか?もしかするとデジタルフェスティヴァルホールの為にストリーミングがあるのかもしれない。



参照:
金を取れるということは 2021-07-06 | 女
僅か22ユーロのおもい 2020-10-06 | 雑感
飲食と同じ芸術音楽需要 2020-09-30 | 文化一般
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