Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

アパートメントでの生活

2021-09-06 | 生活
(承前)今回のルツェルンの旅はシュヴァルツヴァルト宿泊に変更になった。理由は8月1日からの休暇返り政策に引っ掛かったからだ。外国に長く居れば帰宅時に困るようになっていた。特に接種済みでなければ制限が強かった。しかし、24時間以内の入出国は問題が無いので、それを利用したに過ぎない。

借りたアパートメントのオーナーと話した節に、例年ならばスイス内に滞在するのだと説明して、更にスイスからの帰国時にも検問が無かったと話したら、「全然やっていない」ということだった「しかし余所者の車番号ならば、どうだろうか」と不確かさを訝った。

予定通り無事にアパートに戻って来て、準備していたジャガイモサラダに地元からのミニザウマーゲンを付け合わせた。久しぶりに電子レンジを使うと早いと思った。でも少しでも長過ぎるとおかしな焦げ目が出来る。

プフェルツァー風ジャガイモサラダにしては水気が足りなかったが、持ち運びを考えるとそれも仕方がない。味は良く沁みていたが、どうしてもリースリングで流し込む。就寝前にしては食べ過ぎで飲み過ぎた。

お蔭で夜中に目が覚めて、朝5時から開くパン屋に8時前に出かけた。途中の経路は走っても往復小一時間掛かりそうなので車で走ったが、車も少なくとても気持ち良かった。やはりバイエルンとは異なって高峰もなく高地感もないがシュヴァルツヴァルト南部のほんわかな空気感がいい。日本のように湿り気の有る空気が少し重い。

帰り遠回りして写真を写して戻って、ゆっくりと朝食とした。面倒なコーヒーメーカーを三四度試しては溢して、ネットで調べて掃除しながら小一時間掛かった。やはりパンが薪窯だけに秀逸だ。これだけでシュヴァルツヴァルトに泊まった甲斐がある。

寝不足で再びベットの上で当晩の「夏のメルヘン」をお勉強する。あっという間にお昼時が過ぎていたので、昼食の準備にかかる。実質的には夜食まで時間があるので昼餐である。しかしアルコールを飲んで酔いを覚ます時間もない。

電子レンジを使って昨晩の残りのような材料で食事後に、シャムプーまでして、パン屋で購入したロール菓子などを食してコーヒーを愉しみぼちぼちと出かける準備をする。

アパートメントは予定よりも狭かった。大きな誤解は写真にも実物にもあった鏡の反射でもう一部屋あるかと思ったことだった。その他では流しが無くて、水を汲むにも皿を洗うにもWCへ行かなければいけなかったことで、どこも一長一短である。また寝室内に冷蔵庫があるので冷すときは夜中でも喧しい。また食卓は良かったのだが、事務机には低すぎて使い難かった。また延長コードを使っていて、コンセントが余りなかったことだ。

今回は、USBの長いコードを忘れて、また延長コンセントも持って行かなかった。USB差し込みは三つ分あったのだが、それを使い切れなかった。今後アパートメントの使用の場合に考えておく必要がある。因みに次回はブレゲンツ行で、一泊だけだがキッチンコーナー付きのところに宿泊する。

二日目の夜食は、パンを購入したので地元のエメンタールチーズの塊でいいと思った。リースリングもビールもあるのでそれで困ることはない。ジャガイモサラダもまだ三分の一ほど残っている。(続く




参照:
大河の流れのように 2021-09-05 | 音
待たれるワクチンベビー 2021-09-04 | 雑感
コメント
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