Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

宇宙外へのキャスィング

2021-09-25 | テクニック
着々と作業は進めている。新しいノートブックの最大の問題はffmpegが上手く動いてくれない事である。これで何が困るかというと、ノートブックで鳴っている音がクロームキャストに送れなくなる。特に録音録画しながら音を流すというのが出来なくなる。クロームキャストが既に発売中止になっていてそもそもクロームブラウザーのタブ以外にの送信はプロジェクトで終わった。技術的には問題が無くてもコピー防止などのことを考えるとその方に進まなかったのは理解できる。勿論画像と音声のラグなどの根本的な問題は解決されなかった。

新しいノートブックをそのように使わなければいけない理由はないのだが、使っていたものとの比較で機能が減るのは頂けない。その他のVCNとかは心配する程でなく解決されそうだが、ffmpeg自体はとても扱いやすいので、別途にインスト-ルしてみたが、上手く連携させるにはプログラムを書き込まないと駄目である。これが音声においても媒介することで専属的制限があるところでも安静をよそに伝えてくれるのである。

兎に角手っ取り早い解決方法を探しているが、なによりも知りたいのはハード的に制限があるかどうかで、いずれLIBUX駆動させるときに不利は困る。

そこで久しぶりにUSCで久しぶりにデンノンのドライヴァーを落とすなどして直接DACに接続させるなどをしてみた。現行機との差はないようで、やはりソフトの問題の様である。もう一つ作業中に驚いたのはあまりにもの強い冷却ファン音である。これもパッシヴ冷却に切り替えたがそれでも吹くと凄い。以前のものよりも強い。その分熱は持たなくなっている。スピーカーの音質も悪くなっていて、徹底して事務用ユースにして価格を落としているのが分かる。しかし、冷却が止むと殆ど音が無くなる点は明らかに良い。安定した映像再生ぐらいでは問題なさそうだ。

同時にLINUXへと変わるそのSSDも完成させてしまいたい。問題は画面コピープログラムが何処までうまく働いてくれるかだ。その他では遠隔操作のサーヴァー側になるの解決したい。出来ればキャストも可能になるようにしておきたい。結構同じ課題になるので試してみることで気が付くこともあるかもしれない。Win10の方はWin8に慣れるとそれ程使い易いとは思わないが、慣れてみないと分からない。

その間にちょこちょことよさげな音楽映像などをテストに使ったりする。やはり品質よく再生すると特にオーディオでも迫力がある。先日の「火の鳥」の録音も素晴らしいが、「トリスタン」のそれも本当に見事である。やはり頭出しをして感心するのはハステロスの歌唱で、長い時間かけて準備をしていての成果が歌唱の細部に聴くことが出来る。最終的な製品化はどのようになるのかはまだ分からないが、フルトヴァングラー指揮が圧倒的な録音となっている以上にこれは将来は「他の宇宙への伝達の映像」となる可能性が強い。そのように考えるとこの演出はそれぐらいの高い意志があったのではないかと思う。これ程までに本質的なものをここまで抽象的に昇華させた舞台制作はないのではなかろうか。



参照:
遠近感のある鮮烈さ 2021-09-24 | 雑感
キャストによるデーター転送 2016-10-08 | 暦
コメント
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