紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

トイデジタルカメラを試してみる

2012-08-24 06:00:00 | カメラ
以前FacebookやTwitterで投票を依頼したことがあった、「雑貨のある風景写真コンテスト」で3位に入った賞品が届きました。賞品はFUUVI社製のトイデジカメ「MEGANE CAMERA」です。下記の写真の通り、一見メガネ風のカメラで、マイクロSDを使い、200万画素のデジカメです。製品仕様が取扱説明書に記載がありませんので、撮影した画像のExif(撮影情報)から見ると、ISO100、F値3.2(固定)、焦点距離は不明です。最短撮影距離は約30cmのようです。シャッタースピードは小刻みに変化し、2000分の1くらいまで上がります。ただ、撮影日時が、2008.01.01のままで変化しないのは、ご愛嬌でしょうか。


(カメラの色は赤、黒、青と3色あり、青を頂きました 電源はUBS経由で2時間ほど充電 フル充電の表示がなく、あくまでも大雑把)

カメラの左端に赤いマークが点灯すると(スィッチオン)、撮影OK。実際に撮影してみるとシャッターを押した回数よりも、PCに取り込んだ画像の方が少ないような気がします。スィッチオンして最初の画像は撮影できていないのかもしれません。1回目を撮影した後に撮影OKの赤ランプがつくので、多分1枚目は空なのでしょう。さて撮影画像を見てみましょう。


(7月28日潮祭りの屋台できゅうりの1本付けを食べる小5の孫と、ブタ串をほおばる小3の孫)


(ブタ串+かき氷でまだ足りないという孫)


(孫がメガネカメラを貸してと言って撮った画像 派手にフレアーが…)

ここまでは、画像を見る限り、多少発色が鮮やかさに欠ける程度であり、また暗部の閉まり具合がやや不足気味かなと思われる程度です。トイカメラには普通のことです。却ってそういう欠点があるからこそトイカメラと言えるのだと思います。次は、メルヘン交差点から堺町、運河方面に行ってみました。


(六花亭、北菓楼といった有名なお菓子屋さんが並んでいます カメラの水平が傾くと、画像にひずみが…)


(カメラを縦位置にして撮るとなんと、奇妙なひずみが出てきました トイカメラの真骨頂か?)


(再び水平を保つと、極めてノーマルな画像が得られます)


(カメラを再び傾けると… おお、素晴らしいひずみが…)


(ほんの少し傾いただけでかなりのゆがみが…)


(北運河公園広場では、「北運河サウンドエナジー」(次回のブログで取り上げる予定)が行われていました)


(北運河の北海製缶の建物 壁に水面のきらめきが映り込んでいます やや露出オーバー気味)

北運河の北海製缶のこの建物を数カット方向を変えて撮影しましたが、シャッタースピードが、1/1375 1/1780 1/2017 1/1891と言うデーターでした。下一桁に7とか1とかの端数が…う~ん、正確性に疑問が残る所です。まぁ、そこがトイカメラの所以…と言うことにしておきましょう。なお、堺町通りの画像から推察できるように、どうやらこのカメラは構えずに、手にぶら下げて気ままにシャッターを切った方が面白い、トイカメラの本領が発揮されるようです。なお焦点距離は取扱説明書に記載がありませんが、35mm換算で40-50mm程度かと思われます。このことを念頭に置けば意外な傑作が得られるかも…

さて今少し画像をアップしておきます。8月19日(日曜)に倶知安町の尻別川のラフティングや共和町のかかし祭りを見てきましたので、その時の画像もあげておきます。


(空飛ぶニワトリ)


(尻別川のラフティング さすが焦点距離が短すぎる)


(かかし祭りグランプリ作品を撮影する女性カメラマン)


(準グランプリ作品に見入る人々 案山子の顔が妙にリアル!)