紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

冬の情景Part4~in Hokkaidou(モノクロ編)

2013-04-14 06:00:00 | 写真
前回はPart3として、モノクロによる小樽の冬の情景を取り上げましたが(2013.1.16「冬の情景inOTARU)、今回はエリアを広げて北海道の冬の情景を取り上げてみたいと思います。と言っても全道あちこち雪景色を撮りに歩いたわけではありません。後志管内、札幌市内と昔勤務したことのある釧路等が中心になります。出来る限りフィルムカメラで撮影したモノクロフィルの画像を中心としますが、一部デジタル画像をモノクロ変換したものも含みます。もっともよく出かける後志管内はニセコ・洋蹄山麓の画像から紹介します。


(1) ニセコ・洋蹄山麓


夜明け直後でニセコ連峰の山の頂付近に朝日が当たりました。


同じく方向を変えてみると、雲の隙間から朝日が差し込んでいます。


山の斜面に木々の影が出来ました。


湯元温泉・雪秩父温泉旅館の源泉付近で撮影。緩やかなうねりの一部に小さな木が、自己主張しているようにも見えます。


二本のサクランボの木と羊蹄山が見えるニセコ曽我地区の撮影スポットです。午前7時過ぎ羊蹄の裾から陽が上がってきました。気温-15度でした。


道道393号線線終点付近の撮影スポットです。


ニセコのスキー場近くのラーメン屋で出会ったオージー(オーストラリア人)たち。気楽に写真に納まってくれました。この店のお客の6-7割がオージーたちでした。


(2) 札幌・石狩・近郊


平成15年3月5日、JRタワー・ステラプレイスのオープンを翌日に控えた5日の午後5時過ぎに撮影しました。当時札幌に勤務しており、いつも鞄にコンパクトカメラを忍ばせ行き帰りに撮影して歩いたものです。ISO400のモノクロフィルムを詰めており、ぶれないように左側のガラス戸に体を押しつけて数枚撮ったうちの1枚です。


雪にまみれながら通勤していた頃が懐かしくなります。


みぞれ交じりの雨模様の夕方でした。


滝野霊園にはなぜかモアイ像がたくさん並んでいる…


初冬の頃、手稲駅から石狩花畔(バンナグロ)に抜ける道道石狩手稲線の脇にはこのような農村風景がたくさん残っています。


石狩川郊外では、-15度を下回る日には樹氷の花が咲きます。


樹氷はモノクロで撮影してもきれいですね。


栗山町のパラダイスヒルズ温泉の近くで撮影しました。内陸なので真冬は-20度近くまで下がり、樹氷が見られます。


同じくパラダイスヒルズの近くで撮影。歩くとキュッ、キュッと音が出ます。


風景だけではなく冬の人物も取り上げてみました。カクマキなんて、TVドラマ「おしん」か、「新十津川物語」でしか見たことがない方も多いのではないでしょうか。この画像は開拓の村モデル撮影会の時のものです。


もう一枚、モデル撮影会の画像です。一般的には視線の前にスペースを持ってくるのですが、この場合は、前方がごちゃごちゃしているのであえて後方にスペースを取ってみました。この画像決定的な致命傷が…モデルが7分袖の下着をつけていることです。


(3) 美瑛・富良野・旭岳


旭岳の風紋、山岳用語ではシュカブラという。


マイルドセブンの丘は冬期間は積雪で近寄ることが出来ません。


日没近くまで粘って防風林の奥に日が落ちるのを撮りました。


美瑛美望橋付近。


(4) 道東


釧路市内のぬさまい公園から、幣舞橋、フィッシャーマンズワーフを見たものです。釧路は雪はあまり降りませんが、いったん降るとそれがガチンガチンに凍ってしまいます。


細岡展望台付近の釧路川。河畔の樹木に樹氷が付きそれが朝日に照らされています。カラーで見るとまるで真冬の桜に見えます。


屈斜路湖を津別峠手前の展望台から見ると、結氷した湖面に風紋が広がっている。


十勝ばれの日、豊頃のハルニレの樹の近くの堰堤をダンプカーが走る。


(5) その他


私の生まれた雨竜町の江竜橋付近のハサギ(昔は刈り取った稲を木と木の間に渡した丸太にかけて天日干ししました、それらの木々をハサギと言います)。


長万部の海岸から内浦湾越しに駒ヶ岳が見えます。


大沼から見る冠雪した駒ヶ岳。


冬の積丹の浜辺、夏の積丹ブルーの穏やかさとは打って変わって、荒れ狂う。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする