4月も中旬になると、さすが冬の間猛威を振るった雪もあっという間に溶けだして、今は日陰にわずかを残すだけとなりました。我が家の横小路にある花壇にも、枯れ草を押し分けてクロッカスが咲きました。そのそばでは、水仙やチューリップの蕾も日増しに大きくなり始めました。あと数日で花が咲きそうです。
そしてこの時期に話題になるのが水芭蕉の開花です。内地では尾瀬にまで行かないとみられない水芭蕉も、北海道では湿地であればどこででも見られます。小樽市内では、長橋の苗穂公園や市内から塩谷・仁木町に抜ける伍助沢通りに群生しています。また小樽から赤井川村のキロロに向かう国道393号線(メープル街道)の両側には、あちこちに水芭蕉の群生が見られます。道産子にとってはありふれた光景なので、あえて下車してみる人もおりません。
とはいえFacebook上でも水芭蕉開花の話が出ています。先週の土曜日(20日)久しぶりの好天に誘われ、一番下の孫娘(小4、綺里Akari)をつれて苗穂公園に行ってきました。この時期苗穂公園では水芭蕉のほか、ザゼンソウも見られます。運が良ければ、エゾリスやアカゲラを見ることもできます。
公園の中央を南北に走る遊歩道は、まだまだ雪が多く、そのうえ雪解け水があふれて、泥だらけです。
駐車場から200mほど北に進むと、最初の水芭蕉の群生地があります。孫娘が盛んにシャッターを切っています。夢中になって、そのうち水たまりの中に…、おっといけない水の流れの中は立ち入り禁止のはず…、あれ、周囲に張ってあったロープが雪の下に埋もれている。
孫娘Akariの作品1 水の流れも写し込んだよとのこと。ふむふむ、確かにさざ波が…
周囲が汚いのでどうしてもクローズアップになってしまいます。
センターフォーカスフィルターで周囲をボカして撮影。
さてさらに遊歩道のぬかるみに足を取られながらも先に進みます。いつもであれば、エゾリスが切り株のあたりに、クルミを食べに来るのですが、もうすでに食事を終えたのか、見当たりません。スズメほどの小さい小鳥で、白黒模様の日雀(ヒガラ)でしょうか、盛んに古木のえさ場に舞い降りてきては餌を探しています。遊歩道の脇の古木の枝を切り落とした部分に、散策に訪れるれる人たちがどんぐりやクルミ、ヒマワリの種などを置いて行きます。自然とそこが餌場となって、小動物たちがやってきます。
日雀?が餌場にやってきました。割と人なれしていて、ときには人の手のひらから餌をついばむこともあります。
Akariがオタマジャクシを見つけたようです。カメラの先には…オタマジャクシの卵の中に白っぽいどんぐりが一個落ちています。
Akari作品2 真ん中の白っぽいのは何かの木の実のようです。
途中休憩タイム。あともう少しでザゼンソウの群生地に着きます。
雪解け水が小さな水たまりとなり、さらに小川となって下流(公園正面口)に注いでいきます。その水たまり周辺にザゼンソウが群生しています。
ザゼンソウにカメラを向ける。
Akariの作品3 上記の位置からの撮影はピンボケのため、別位置からの作品。
水芭蕉もそうですが、このザゼンソウも周囲に枯れ枝や腐敗した枯れ葉等が散らばっていて、ストレートに撮影すると汚れの多い画像になってしまいます。ここではセンターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみました。
同じく周囲をボカかして撮影。
このザゼンソウの群生地は、苗穂公園の北側出口に近いところにあります。出口からさらに500mほど進んで右手に曲がると、澤地があります。その澤地が水芭蕉の群生地になっています。澤地の手前が雪捨て場になっていたのか、残雪が山のようになっていました。その小山を越えて、枯れ枝をかき分け進むと、一面の水芭蕉です。
水芭蕉全部が画面に入らないといって、後ずさりする孫娘。
CASIOのコンデジでパノラマ撮影。上の画像(CANON EOS40D画像調整なし)と水芭蕉の緑の葉を比べると、CASIOの画像の発色が地味なことがわかります。
水芭蕉がこれだけ群生していても、どうしても湿地の中が枯れ木や腐敗した枯れ葉が多く、また水芭蕉そのものも、葉や額の一部に腐敗したような痕跡が多く、きれいな写真が撮れません。汚れをオブラートに包むように、ソフトフィルターをかけたり、モノクロで撮影したり工夫してはいますが…毎回同じような写真になってしまいます。さて水芭蕉については十分撮影したので、途中の景色を撮影しながら駐車場に戻ることにします。
アジサイに似たドライフラワーがあちこちに落ちています。公園の管理センターで確認すると、このドライフラワーは、「蔓アジサイ」だそうです。大きな木に寄生する蔓に額アジサイと同じような花が咲き、冬の間も腐敗せずに雪の下でドライフラワーとなっています。
古木の切り株に生えていた苔を、クローズアップで撮影。
日陰の小川をバックに照らし出された笹の葉。
孫娘は、途中で拾った松ぼっくりやクルミなどを大事そうに抱えています。どうするのと聞くと、ばあちゃんへのお土産だとか。う~ん…
そしてこの時期に話題になるのが水芭蕉の開花です。内地では尾瀬にまで行かないとみられない水芭蕉も、北海道では湿地であればどこででも見られます。小樽市内では、長橋の苗穂公園や市内から塩谷・仁木町に抜ける伍助沢通りに群生しています。また小樽から赤井川村のキロロに向かう国道393号線(メープル街道)の両側には、あちこちに水芭蕉の群生が見られます。道産子にとってはありふれた光景なので、あえて下車してみる人もおりません。
とはいえFacebook上でも水芭蕉開花の話が出ています。先週の土曜日(20日)久しぶりの好天に誘われ、一番下の孫娘(小4、綺里Akari)をつれて苗穂公園に行ってきました。この時期苗穂公園では水芭蕉のほか、ザゼンソウも見られます。運が良ければ、エゾリスやアカゲラを見ることもできます。
公園の中央を南北に走る遊歩道は、まだまだ雪が多く、そのうえ雪解け水があふれて、泥だらけです。
駐車場から200mほど北に進むと、最初の水芭蕉の群生地があります。孫娘が盛んにシャッターを切っています。夢中になって、そのうち水たまりの中に…、おっといけない水の流れの中は立ち入り禁止のはず…、あれ、周囲に張ってあったロープが雪の下に埋もれている。
孫娘Akariの作品1 水の流れも写し込んだよとのこと。ふむふむ、確かにさざ波が…
周囲が汚いのでどうしてもクローズアップになってしまいます。
センターフォーカスフィルターで周囲をボカして撮影。
さてさらに遊歩道のぬかるみに足を取られながらも先に進みます。いつもであれば、エゾリスが切り株のあたりに、クルミを食べに来るのですが、もうすでに食事を終えたのか、見当たりません。スズメほどの小さい小鳥で、白黒模様の日雀(ヒガラ)でしょうか、盛んに古木のえさ場に舞い降りてきては餌を探しています。遊歩道の脇の古木の枝を切り落とした部分に、散策に訪れるれる人たちがどんぐりやクルミ、ヒマワリの種などを置いて行きます。自然とそこが餌場となって、小動物たちがやってきます。
日雀?が餌場にやってきました。割と人なれしていて、ときには人の手のひらから餌をついばむこともあります。
Akariがオタマジャクシを見つけたようです。カメラの先には…オタマジャクシの卵の中に白っぽいどんぐりが一個落ちています。
Akari作品2 真ん中の白っぽいのは何かの木の実のようです。
途中休憩タイム。あともう少しでザゼンソウの群生地に着きます。
雪解け水が小さな水たまりとなり、さらに小川となって下流(公園正面口)に注いでいきます。その水たまり周辺にザゼンソウが群生しています。
ザゼンソウにカメラを向ける。
Akariの作品3 上記の位置からの撮影はピンボケのため、別位置からの作品。
水芭蕉もそうですが、このザゼンソウも周囲に枯れ枝や腐敗した枯れ葉等が散らばっていて、ストレートに撮影すると汚れの多い画像になってしまいます。ここではセンターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみました。
同じく周囲をボカかして撮影。
このザゼンソウの群生地は、苗穂公園の北側出口に近いところにあります。出口からさらに500mほど進んで右手に曲がると、澤地があります。その澤地が水芭蕉の群生地になっています。澤地の手前が雪捨て場になっていたのか、残雪が山のようになっていました。その小山を越えて、枯れ枝をかき分け進むと、一面の水芭蕉です。
水芭蕉全部が画面に入らないといって、後ずさりする孫娘。
CASIOのコンデジでパノラマ撮影。上の画像(CANON EOS40D画像調整なし)と水芭蕉の緑の葉を比べると、CASIOの画像の発色が地味なことがわかります。
水芭蕉がこれだけ群生していても、どうしても湿地の中が枯れ木や腐敗した枯れ葉が多く、また水芭蕉そのものも、葉や額の一部に腐敗したような痕跡が多く、きれいな写真が撮れません。汚れをオブラートに包むように、ソフトフィルターをかけたり、モノクロで撮影したり工夫してはいますが…毎回同じような写真になってしまいます。さて水芭蕉については十分撮影したので、途中の景色を撮影しながら駐車場に戻ることにします。
アジサイに似たドライフラワーがあちこちに落ちています。公園の管理センターで確認すると、このドライフラワーは、「蔓アジサイ」だそうです。大きな木に寄生する蔓に額アジサイと同じような花が咲き、冬の間も腐敗せずに雪の下でドライフラワーとなっています。
古木の切り株に生えていた苔を、クローズアップで撮影。
日陰の小川をバックに照らし出された笹の葉。
孫娘は、途中で拾った松ぼっくりやクルミなどを大事そうに抱えています。どうするのと聞くと、ばあちゃんへのお土産だとか。う~ん…