第2回目小樽思い出のシーンは、商業施設マイカル小樽(現ウイングベイ小樽)に関するシーンを中心に取り上げます。現ウイングベイ小樽は、周知のように、平成11年にマイカル小樽としてオープンした商業施設でした。JR小樽築港ヤードの一部を敷地として、その面積34万平方m、5000台収容可能な駐車場は、昭和56年に船橋に完成した「ららぽーと」を凌ぐ商業施設として有名になりました。しかしわずか4年で、テナントの撤退や改廃が続き、マイカル小樽は経営破たんしてしまいました。その後はウィングベイ小樽に改称され現在に至っております。
ともあれ、華々しく開業した商業施設も、有力テナントの撤退や空きスペースの増加などが相次ぎ、今も苦しい経営が続いているよです。そのため、近年は様々なイベントや施設の縮小、改廃が相次いでいます。当初の核商業施設であった「小樽ビブレ(ファッション専門店)」の撤退に続き「石原プロワールド・西部警察」や「小樽よしもと」も撤退してしまいました。ということで、今はもう見られなくなった画像がたくさんあります。そこで今回は、当初華々しくデビューしたそれらの施設等の写真を中心に、今はもう見られないシーンを振り返ってみたいと思います。
(1) 石原プロワールド・西部警察
ご存知のようにウイングベイの道路1本はさんで海側に、「裕次郎記念館」があります。ここの分館のような形でマイカルに出店したのが、この西部警察です。残念ながら私はこのテレビドラマを見ておりませんし、入館したこともないので施設の中身までは知りません。
入館入口の女性スタッフが格好いいのでパチリ。
休日には行列ができるほどの入り込みでした。
床にはドラマシリーズで使用した機材の数が書かれています。壊した車両4000台、使ったダイナマイト〇〇トン、破壊した家屋…というように…
(2) 2番街オープンスペースの球体
マイカルはJR小樽築港駅とマリンロードでつながっていますが、築港駅側から五つのゾーンに区切られています。築港駅側が「1番街)」次いで「2番街」で、現在1Fの1番街、2番街はビバホームが入居しています。「3番街」はホテルになっています。4番街という名称はなく「5番街」になって、「6番街」は、ポスフールが入居しています。1番街には創業当初は「小樽ビブレ」が入居していました。そして2番街は4Fまでふけ抜けで、ここにスチール製のオブジェというか、名称は忘れましたが、当時としては珍しい仕掛けがされていました。言葉で説明するよりも画像を見て頂いた方がわかるかと思います。
音楽に合わせて、スチール製の球体が伸び縮みして上下に移動する。周囲の壁に設置された色いとりどりのライトに当てられ光りながら移動する姿が珍しく。休日には親子連れが大勢押し寄せました。
床、壁に模様が反射してとても幻想的でした。
(3) ビブレを闊歩する厚底靴
H14.4月撮影、当時ヒールの高さが10cmを超えるような厚底靴が流行ったのを覚えておられことでしょう。
通りすがりの坊やもびっくり。
(4) ウイングベイのビッグツリー
毎年11月から2月の中旬(「小樽雪あかりの路」イベント終了まで)まで、3番街ネイチャーチャンバー屋外に、高さ20mのエゾマツに約4万個のイルミネーションが飾りつけされます。ビッグツリーと呼ばれ市民に親しまれてきましたが、数年前(平成20年ころ)に、強風で枝が折れるというアクシデントがありました。幸い夜間のことでけが人等は出ませんでしたが、翌21年以降は、ビッグツリーは中止されてしまいました。
中央が、日高町から寄贈されたエゾマツ。
湾曲した壁面のガラスにイルミネーションが映り込んで、とてもきれいだ。
現在はビッグツリーに変わって小ぶりのマツが数本取り付けられ、さらにアーチ形のオブジェの加わってにぎやかになりました。
(5) ナムコランドのダンス・ダンス・レボリューション
現在のゲームランド「ナムコランド」にこのマシンが設置されていました。マシンの指示に従って、リズムを踏みながら足を交差させて台座の板を踏んでいくゲームです。このゲームは大ヒットしました。家庭用にビニル製のマットも売り出され、我が家でも娘たちが興じたことがありました。
大勢が見つめている中で演じるだけあって、さすがに上手い。
華麗なステップに、子供も唖然としている。
右側のカップル、次は私たちの番よとでも言っているのか…
私だってステップふめるわよ、と小さな女子が…
ナムコランド隣には、3-4F吹き抜けのダイナコースターがありました。いわゆる室内版のジェットコースターでした。現在はカードの自販機やガチャポンが置かれ、子供用のエアドームが設置されていますが、つ見ても閑散としています。
(6) 大観覧車
小樽築港駅寄りの1番街と築港駅を結ぶマリンロード沿いにこの観覧車があります。最頂部は地上約60m、1周12分間のスピードです。小樽港が一望できるとはいえ、ウイングベイの花火大会の日を除いて、乗客が列をなしているのを見たことがありません。ほとんど空で回転していましたので、よくつづくものだと思っていました。私自身は家族と何度か乗車しましたが、それもウイングベイで3000円以上の買い物レシートでの無料乗車でした。やはり数年前に営業を中止してしまいました。
最頂部からの眺めはいいのですが…、小樽の夜景そのものにきらびやかさが欠けるせいか、見ていても今ひとつという感じがしました。
揺れる観覧者、何かおかしい?別に震えている訳ではありません。また画像には一切加工を施し於ていません。謎解きをしてみてください。ああ、画像を上下逆さまにしました。
私のお気に入りカットの一枚です。トリンプの下着のモデルが…です。今はこのようなカットの撮影が出来なくなりました。なお、TRIUMPHは、トリンプと読むと下着メーカーを、トライアンフというとイギリスの車メーカーを言います。
(7) 小樽マリーナのイルミネーション(追加)
前回ブログのその1では二つの画像しかアップしませんでしたが、ご紹介したい画像がまだまだありますので、ここに追加捨て置きます。
裕次郎会館の裏側遊歩道から撮影。
波のない日は、ヨットに飾られたイルミネーションが海面に反射します。
一番手前のクルーザーには帆だけでなく船体にもイルミネーションが施されています。
このように華やいだイルミネーションも、平成20年ころから燃料費の高騰が続き、規模が縮小してきました。そして23年からはマリーナハウスを除いてヨットの電飾は全面中止となってしまいました。
ともあれ、華々しく開業した商業施設も、有力テナントの撤退や空きスペースの増加などが相次ぎ、今も苦しい経営が続いているよです。そのため、近年は様々なイベントや施設の縮小、改廃が相次いでいます。当初の核商業施設であった「小樽ビブレ(ファッション専門店)」の撤退に続き「石原プロワールド・西部警察」や「小樽よしもと」も撤退してしまいました。ということで、今はもう見られなくなった画像がたくさんあります。そこで今回は、当初華々しくデビューしたそれらの施設等の写真を中心に、今はもう見られないシーンを振り返ってみたいと思います。
(1) 石原プロワールド・西部警察
ご存知のようにウイングベイの道路1本はさんで海側に、「裕次郎記念館」があります。ここの分館のような形でマイカルに出店したのが、この西部警察です。残念ながら私はこのテレビドラマを見ておりませんし、入館したこともないので施設の中身までは知りません。
入館入口の女性スタッフが格好いいのでパチリ。
休日には行列ができるほどの入り込みでした。
床にはドラマシリーズで使用した機材の数が書かれています。壊した車両4000台、使ったダイナマイト〇〇トン、破壊した家屋…というように…
(2) 2番街オープンスペースの球体
マイカルはJR小樽築港駅とマリンロードでつながっていますが、築港駅側から五つのゾーンに区切られています。築港駅側が「1番街)」次いで「2番街」で、現在1Fの1番街、2番街はビバホームが入居しています。「3番街」はホテルになっています。4番街という名称はなく「5番街」になって、「6番街」は、ポスフールが入居しています。1番街には創業当初は「小樽ビブレ」が入居していました。そして2番街は4Fまでふけ抜けで、ここにスチール製のオブジェというか、名称は忘れましたが、当時としては珍しい仕掛けがされていました。言葉で説明するよりも画像を見て頂いた方がわかるかと思います。
音楽に合わせて、スチール製の球体が伸び縮みして上下に移動する。周囲の壁に設置された色いとりどりのライトに当てられ光りながら移動する姿が珍しく。休日には親子連れが大勢押し寄せました。
床、壁に模様が反射してとても幻想的でした。
(3) ビブレを闊歩する厚底靴
H14.4月撮影、当時ヒールの高さが10cmを超えるような厚底靴が流行ったのを覚えておられことでしょう。
通りすがりの坊やもびっくり。
(4) ウイングベイのビッグツリー
毎年11月から2月の中旬(「小樽雪あかりの路」イベント終了まで)まで、3番街ネイチャーチャンバー屋外に、高さ20mのエゾマツに約4万個のイルミネーションが飾りつけされます。ビッグツリーと呼ばれ市民に親しまれてきましたが、数年前(平成20年ころ)に、強風で枝が折れるというアクシデントがありました。幸い夜間のことでけが人等は出ませんでしたが、翌21年以降は、ビッグツリーは中止されてしまいました。
中央が、日高町から寄贈されたエゾマツ。
湾曲した壁面のガラスにイルミネーションが映り込んで、とてもきれいだ。
現在はビッグツリーに変わって小ぶりのマツが数本取り付けられ、さらにアーチ形のオブジェの加わってにぎやかになりました。
(5) ナムコランドのダンス・ダンス・レボリューション
現在のゲームランド「ナムコランド」にこのマシンが設置されていました。マシンの指示に従って、リズムを踏みながら足を交差させて台座の板を踏んでいくゲームです。このゲームは大ヒットしました。家庭用にビニル製のマットも売り出され、我が家でも娘たちが興じたことがありました。
大勢が見つめている中で演じるだけあって、さすがに上手い。
華麗なステップに、子供も唖然としている。
右側のカップル、次は私たちの番よとでも言っているのか…
私だってステップふめるわよ、と小さな女子が…
ナムコランド隣には、3-4F吹き抜けのダイナコースターがありました。いわゆる室内版のジェットコースターでした。現在はカードの自販機やガチャポンが置かれ、子供用のエアドームが設置されていますが、つ見ても閑散としています。
(6) 大観覧車
小樽築港駅寄りの1番街と築港駅を結ぶマリンロード沿いにこの観覧車があります。最頂部は地上約60m、1周12分間のスピードです。小樽港が一望できるとはいえ、ウイングベイの花火大会の日を除いて、乗客が列をなしているのを見たことがありません。ほとんど空で回転していましたので、よくつづくものだと思っていました。私自身は家族と何度か乗車しましたが、それもウイングベイで3000円以上の買い物レシートでの無料乗車でした。やはり数年前に営業を中止してしまいました。
最頂部からの眺めはいいのですが…、小樽の夜景そのものにきらびやかさが欠けるせいか、見ていても今ひとつという感じがしました。
揺れる観覧者、何かおかしい?別に震えている訳ではありません。また画像には一切加工を施し於ていません。謎解きをしてみてください。ああ、画像を上下逆さまにしました。
私のお気に入りカットの一枚です。トリンプの下着のモデルが…です。今はこのようなカットの撮影が出来なくなりました。なお、TRIUMPHは、トリンプと読むと下着メーカーを、トライアンフというとイギリスの車メーカーを言います。
(7) 小樽マリーナのイルミネーション(追加)
前回ブログのその1では二つの画像しかアップしませんでしたが、ご紹介したい画像がまだまだありますので、ここに追加捨て置きます。
裕次郎会館の裏側遊歩道から撮影。
波のない日は、ヨットに飾られたイルミネーションが海面に反射します。
一番手前のクルーザーには帆だけでなく船体にもイルミネーションが施されています。
このように華やいだイルミネーションも、平成20年ころから燃料費の高騰が続き、規模が縮小してきました。そして23年からはマリーナハウスを除いてヨットの電飾は全面中止となってしまいました。