それは14日午後市内の桜開花を撮影にふらつき、小樽運河プラザで一息ついていた時のことでした。午後2時頃、いつもは静寂としているプラザ内の休憩所が急に慌ただしくなってきました。何事かと思っていると、テレビ局のスタッフがテレビカメラを持ち込み、前後して研修旅行中と思われる中学生が20人ほど入りこんできました。
プラザ内の係員に聞くと、秩父別(チップベツ)中学校の生徒たちが、プラザ内で町の特産品をPR・実験販売するということでした。秩父別と聞いて急に懐かしさを覚えました。私が生まれ育った雨竜町の隣町だったからです。空知支庁(今は空知総合振興局というのかな?)の北部に位置し、石狩川の支流、雨竜川沿いの村(両町とも昭和30年代中ごろ村から町になった)で、米作地帯でした。米のほかには特産品が思い浮かびませんでした。
彼らは引率の先生のもと、プラザ内の一角に、販売スペースを設置し、テーブルに特産品を並べ始めました。はてな、何が並べられるのかと見守っていると、中身が赤い瓶が並べられました。ケチャップかなと思い、覗き込んでみると、「赤ずきんちゃん」というブランドのトマトジュースです。その横にはペットボトルに詰められたお米が並べられました。
プラザ内の一角に販売スペースを設置する秩父別中学校の生徒たち。右端黄色いジャケットの男性はテレビ局のカメラマン。
ほぼ陳列が終わり、お客さんもちらほら。でも初めての経験なのか、生徒たちはただおろおろするばかり。
引率の先生に、「買っていただいたお客さんにお礼の挨拶をしなさい」と言われ、初めて「ありがとうございます」と声を出す一コマも。
なお、この日展示即売された特産品は…
☆赤ずきんちゃん(トマトジュース)小180ml 200円 大1000ml 750円
☆米 ゆめぴりか450ml 400円 ななつぼし450ml 350円
☆ポテトチップベツ(バラ風味のポテチ) 150円
☆ブロッコリーらー麺1人前(みそ、しょうゆ、塩) 300円
☆そのほかに、完熟かぼちゃポタージュ、蕎麦などなど
どれがおすすめですかと生徒に尋ねても、困惑顔を示すばかり。そばで引率の先生がすかさず助け舟。「このラーメン食べましたが風味が良くていいですよ」と、ブロッコリーらー麺がおすすめとのこと。みそとしょうゆの2個を、さらにポテトチップベツを1個購入しました。そこで先生が生徒たちに向かって一言。有難うございます、はと。生徒たちあわてて「ありがとうございます」。
引率の先生によれば、今回の研修をたんに小樽の町中を見学するだけでなく、生徒たち自身で町の特産品をアピール・販売することで、地元意識を強めることが出来るし、町の将来の担い手育成の一環にもなるできるのでは、と考えたからだそうです。
小樽の町中には、今日も多くの中学校や高校の生徒たちが研修旅行で来ております。でも彼らのほとんどはお土産にガラスを買い、海産物を買って、大きな紙袋を抱えて満足しているようでした。
それはそれで研修効果があるのでしょうが、今回の秩父別中学校の生徒による試みが、どこの市町村でも悩み苦しんでいる町おこし策の大きな一歩になるのではないか、暗示しているような気がしました。小樽市の学校でもこのような試みをやっているんでしょうかね?
秩父別中学校の皆さんの笑顔素敵でしたよ。初めての経験らしく、戸惑いがあったようですが、今日の経験は君たちの成長に大きくプラスすることは間違いありません。これからもがんばって勉強に、課外活動に頑張ってください。大きなエールを、君たちに送ります。
なお、今回の写真撮影並びにFacebook、ブログ等への掲載については、引率の先生のOKをいただいております。
プラザ内の係員に聞くと、秩父別(チップベツ)中学校の生徒たちが、プラザ内で町の特産品をPR・実験販売するということでした。秩父別と聞いて急に懐かしさを覚えました。私が生まれ育った雨竜町の隣町だったからです。空知支庁(今は空知総合振興局というのかな?)の北部に位置し、石狩川の支流、雨竜川沿いの村(両町とも昭和30年代中ごろ村から町になった)で、米作地帯でした。米のほかには特産品が思い浮かびませんでした。
彼らは引率の先生のもと、プラザ内の一角に、販売スペースを設置し、テーブルに特産品を並べ始めました。はてな、何が並べられるのかと見守っていると、中身が赤い瓶が並べられました。ケチャップかなと思い、覗き込んでみると、「赤ずきんちゃん」というブランドのトマトジュースです。その横にはペットボトルに詰められたお米が並べられました。
プラザ内の一角に販売スペースを設置する秩父別中学校の生徒たち。右端黄色いジャケットの男性はテレビ局のカメラマン。
ほぼ陳列が終わり、お客さんもちらほら。でも初めての経験なのか、生徒たちはただおろおろするばかり。
引率の先生に、「買っていただいたお客さんにお礼の挨拶をしなさい」と言われ、初めて「ありがとうございます」と声を出す一コマも。
なお、この日展示即売された特産品は…
☆赤ずきんちゃん(トマトジュース)小180ml 200円 大1000ml 750円
☆米 ゆめぴりか450ml 400円 ななつぼし450ml 350円
☆ポテトチップベツ(バラ風味のポテチ) 150円
☆ブロッコリーらー麺1人前(みそ、しょうゆ、塩) 300円
☆そのほかに、完熟かぼちゃポタージュ、蕎麦などなど
どれがおすすめですかと生徒に尋ねても、困惑顔を示すばかり。そばで引率の先生がすかさず助け舟。「このラーメン食べましたが風味が良くていいですよ」と、ブロッコリーらー麺がおすすめとのこと。みそとしょうゆの2個を、さらにポテトチップベツを1個購入しました。そこで先生が生徒たちに向かって一言。有難うございます、はと。生徒たちあわてて「ありがとうございます」。
引率の先生によれば、今回の研修をたんに小樽の町中を見学するだけでなく、生徒たち自身で町の特産品をアピール・販売することで、地元意識を強めることが出来るし、町の将来の担い手育成の一環にもなるできるのでは、と考えたからだそうです。
小樽の町中には、今日も多くの中学校や高校の生徒たちが研修旅行で来ております。でも彼らのほとんどはお土産にガラスを買い、海産物を買って、大きな紙袋を抱えて満足しているようでした。
それはそれで研修効果があるのでしょうが、今回の秩父別中学校の生徒による試みが、どこの市町村でも悩み苦しんでいる町おこし策の大きな一歩になるのではないか、暗示しているような気がしました。小樽市の学校でもこのような試みをやっているんでしょうかね?
秩父別中学校の皆さんの笑顔素敵でしたよ。初めての経験らしく、戸惑いがあったようですが、今日の経験は君たちの成長に大きくプラスすることは間違いありません。これからもがんばって勉強に、課外活動に頑張ってください。大きなエールを、君たちに送ります。
なお、今回の写真撮影並びにFacebook、ブログ等への掲載については、引率の先生のOKをいただいております。