デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

月の松

2023年11月17日 | 寺社 仏閣
maria様、コメントありがとうございます。私も話には聞いていましたが、見るのは今回が初めてで、こんなに集中しているとは驚きです。探しきれませんでしたけど、他にもまだまだあるらしいですよ。

不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島を見立てて弁天島を造り、さらには上野のお山を比叡山に見立て、寛永年間に建てられた寛永寺は、延暦寺を見立てたのでしょうか。

不忍池から階段を登ると



比叡山ならぬ東叡山



東叡山全景 
五重塔や大仏も見立て?



人形供養碑



吊るし井戸



手水舎の龍



スケールは小さいながらも



延暦寺に



見えないこともない



さらに見立てを欲張って



清水の舞台まで付けちゃいました
その名も清水観音堂



桜の頃の見晴らしは
まさに清水寺なのでしょう



これが唯一のオリジナル
広重の画にも描かれた



月の松



江戸時代から
丸まり続けています



舞台側から見ると
ちょうど輪の中に辨天堂が



月に見立てて
西日を入れてみました



調べたらこの「月の松」は復元でした。さすがに江戸時代からこの形を保つのは難しいのかな。でも復元のおかげで、江戸職人の技の優秀さも知れて、当時の人と同じ景色を眺められるのはありがたいことです。



塚と石碑と

2023年11月16日 | 寺社 仏閣
不忍池辨天島のお堂のまわりには、多くの塚や碑が建てられています。まずは殺生系、食のためとはいえ、塚を建てたところで、業果が消えるわけじゃないけれど、せめて供養する心の表れでしょうか。

ふぐ塚



すっぽん塚



鳥塚



続いて道具系、日頃お世話になっている道具たちを供養する塚です。ということは近い将来、パソコン塚とかスマホ塚とかも建てられるのでしょうか。

包丁塚



糸塚 裁縫の糸ではなく
琴、三味線の糸だそうです



扇塚



暦塚



めがねの碑



続いて偉人系 芭蕉翁



画家 長谷川利行の碑



箏曲の祖 八橋検校顕彰の碑



最後は池の名称、由来を書いた
不忍池の碑



お地蔵さんもありました





不忍池辯天堂

2023年11月15日 | 寺社 仏閣
今日は不忍池の中島、辯天堂の写真です。江戸時代寛永寺創建時、天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった小さな島を竹生島に見立て、竹生島の宝厳寺に見立てたお堂を建立したそうです。その頃は容易に行けない上方の名所を、自らの庭にうつしていたんですね。

天龍橋で弁天島へ
昔は舟で渡ったそうです



橋の上から蓮池を



十月桜が咲いていました



手水舎の龍は紅葉を纏い



大きめの香炉の煙の向こうには



人頭蛇体の宇賀神さま



弁天様は学術、芸術、財産の神様
御本尊は芸能関係の提灯で覆われる



横にまわってみました



八角形の本堂は
池のどこから見ても



同じかたち、
美しさに見せるため



本堂の横には



大黒さまも祀られています



池は少しだけ秋の装い



明日に続きます



湯島天満宮

2023年11月11日 | 寺社 仏閣
少し?寄り道したけれど、ようやく湯島天神に到着。春日通りからだと裏側、結婚式場側だけど表に回るのも面倒くさいから唐門から入場。



まだ暑かったけど
七五三の季節でした



唐門



梅園を抜けて本堂横へ



受験まで数か月
絵馬のボリュームがすごい



おみくじも さらに奥に絵馬
天神様も願いが多くて大変そう



狛犬を通りたくて表側へ



道真の愛したお牛さま
丑年、丑の日、丑の刻に
お生まれになったそうです



狛犬の台座には梅の花





本殿正面



荘厳な権現造



総ひのき造りです



奇縁氷人石
迷子探しの目印だそうです



学問の神様の筆塚はひと味違う



梅園の奥には池があり



畔に咲くは秋の花





続きはまた明日



春日局

2023年11月10日 | 寺社 仏閣
春日通りの坂を下る途中に和服姿の女性の像が立っている。以前に通ったときはこんな像なかったのに。えっ誰?、春日局?あの大奥の?てっきりお墓は徳川家の霊廟だと思っていました。



麟祥院は春日局が晩年過ごすために建てられたお寺。ここで終焉を迎え、ここに埋葬された春日局の菩提寺です。



山門



水音が響く境内



往時を知っていそうな大木



東洋大学発祥の地



本殿はあとにして墓所に向かいます





春日局の略歴
看板自体年季が入ってる



そしてこれが春日局の墓塔
先の世を見通せるよう
中央に穴が開いています



隣は孫 万菊の墓



万菊の嫁ぎ先 稲葉家の墓



そして本堂へ



禅宗のお寺でした



小さな門をくぐって



木々を抜けると



そこは庫裡
不思議と青空が広がりました



いまさら気づいたのですが、文京区春日や春日通りは、春日局から名前が付けられたのでしょうか。

今日も春日通りを見守ります




苔庭

2023年10月08日 | 寺社 仏閣
ネットで調べると祇王寺は「境内は青々としたカエデと苔に覆われ、その深い緑の世界は訪れる者の心が奪われるほどの美しさです。静かな佇まいと尼寺であることから、女性に人気のあるお寺です」と書いてありました。カメラ好きで酒好きな娘も、女性だったんだなと安心したところで、祇王寺の続きです。

苔に挟まれた階段を昇り



振り返ると



山門を緑が包む



頭上には青モミジ



眼前には苔庭が



しばし緑の世界をご堪能ください









庭に近づいて





草庵のミニチュアも



焦点を変えて



苔の鉢植も並んでました




庭の隅には鬼灯が
紅葉の頃はこんな感じに
モミジが散るのでしょうか



秋にもう一度行ってほしいところです



祇王寺

2023年10月07日 | 寺社 仏閣
渡月橋でも天龍寺でもなく、娘が目指したのは「平家物語」にも出てくる尼寺、奥嵯峨祇王寺。このお寺は・・・と言いたいところだが、私は行ったことがありません。頻繁に京都に行ける人のチョイスはなかなか渋い。仕方ないから公式ホームページの境内マップに沿って。間違えてたらごめんなさい。

案内板の多さから



かなり奥の方だと思われる




ようやく入り口か?





歴史的風土特別保存地区



草茂る入口



茅葺きの山門



嵐山ならではの



竹林もあります



ゆるやかな坂を上がると



青モミジに囲まれた



本堂ならぬ草庵



平家物語に出てくる
祇王たちの墓碑



明日は苔です



静寂を求めて

2023年10月06日 | 寺社 仏閣
祇園で一泊した娘たち一行は、祇園の喧騒から逃れ、静寂を求めて一路夏の嵐山へ。たしかに観光シーズンではないし、猛暑だったのかも知れませんが、それにしても人がいません。きっとゆっくり回れたことでしょう。

阪急嵐山線の終点



阪急嵐山駅



駅前ロータリーにも人はいない



案内板だけが寂しく佇む



閑静で古風な





街並みを進む



空には夏と秋の間の雲



常寂光寺山門



二尊院総門



ここではたと気がついた。あれっ渡月橋や桂川はいつの間にか過ぎてるし、嵐山公園やトロッコの写真もない。もう一度娘にもらった写真を見返したんだけど、らしいものは見つかりませんでした。観光客の少ない夏の嵐山の、さらに人がいない道を歩いたのでしょうか。

みごとな嵯峨釈迦堂仁王門



続きはまた明日



東山の氏神様

2023年10月03日 | 寺社 仏閣
八坂神社の創建は656年、平安京どころか飛鳥時代にすでにこの地にあったんですね。その境内は広く、摂社、末社も数多く建てられて、大勢の神様が祀られています。

北門をくぐると



巨大な絵馬が掛けられた



絵馬堂 重要文化財



舞踊・謡曲の神 厳島社
芸能人御用達



小ぶりでかわいい日吉社
重要文化財



東北門を過ぎると



悪王子社 悪は悪いではなくて
強いという意味だそうです



賽銭箱はPUSH式
泥棒対策かな



忠盛灯籠
ここから本殿前に戻ります



北向蛭子社
祇園のえべっさんで商売繁盛



最後は太田社 白髭神社



祇園の舞妓さんも
よく訪れる神社です






八坂神社

2023年10月02日 | 寺社 仏閣
maria様コメントありがとうございます。たしかに日本とフィンランドの国土面積はほぼ同じ、森林率も日本は3分の2だから近似値、しかも四季もある。住環境が同じだと容姿、言葉こそ違えど、人間性は似てくるのかもしれませんね。

さて今日からはまた娘から送られてきた京都の写真。まだ猛暑の頃訪れたようです。季節感は少しずれますが、盛夏の京都をご覧ください。初日の今日は八坂神社の写真です。

おそらく西楼門
夏の日が照りつける





縁結びの神さま 大国主社



良縁を求めて参拝が絶えません



白うさぎも因幡から駆けつける



願掛けうさぎに願いを込めて



そして国宝の本殿



本殿と拝殿が
一つの屋根で覆われています



万灯篭は少し涼しそうです



続きはまた明日