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アマルナ美術

2021年02月22日 | Canon
古代エジプトというとピラミッド、スフィンクス、ツタンカーメン、クレオパトラ程度の知識しかなかった私が、今回その精巧な展示物を目の当たりにして、帰ってから少しエジプト美術を調べてみました。本来なら行く前に勉強しとけって感じですが、秋にはまた八王子に帰ってくるらしいから、そのときのために備えて勉強しないと。

するとどのサイトでもいきつくのがアマルナ美術、「その写実性において際立っている・・・」「無理に誇張、華美しない現実をありのままに再現・・・」と書いてある。多神教から一神教への宗教改革のとき、唯一神となった太陽神アトンは事実をありのままに映し出すことを求めたため、人間の柔らかみ、細やかな感情がリアルに表現されるようなアマルナ美術が誕生したそうです。たしかに昨日の頭部像も怖いくらいにリアル、神の教えで人間は進歩するんですね。

今日の写真はその写実性を顕著に感じる立像を集めてみました。すべてがアマルナ美術に該当するのかは、まだまだ不勉強な私にはわかりませんが、人間らしさを感じる立像です。

アメンエムハト3世と思われる王の立像



後ろ 髪を束ねているよう



天文観測官と母子の立像



ネフェルトイリと思われる王妃の立像



ヒヒを肩に乗せ、ひざまずく男性の像



パピルスを読む僧



王女の立像かな



アクエンアテン王の立像



王に授乳する女神の立像



普段着をまとったシャブティ像



アテフ冠を被ったオシリス神の小像



このアマルナ美術時代は王家の人のみならず一般の人の像も多く、当時の生活様式を垣間見ることができます。像のタイトルはできるだけメモ代わりに撮ってきたのですが、不完全なものもあるので、参考程度にご覧ください。




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