今朝は、早くから防災訓練に駆り出され、炊き出し訓
練などをしてしまった。
お陰で、お米をビニール袋を使って炊く方法をマスター
した。
ポイントは、空気を抜くである。
これはひょっとすると、いざというとき役立つかもし
れない(役立つ時は無い方がいいが)。
こういう訓練は、殆どはどうでもいいと思うようなこ
とだが(形式的なものが多い)、たまに本当に役立ち
そうなものがあるから困る。
三角巾の使い方とかもそうだ。
尤も、この手は直ぐに忘れてしまうのが玉に瑕である。
さて、その後の「滝壺ビオトープ」であるが、藻がちょっ
と蔓延りすぎているので間引くことにした。
その正体が今ひとつはっきりしないのだが、所謂「沈
下植物」の水草と、もう一種類、これが問題なのだが
何か「アオミドロ」のようなものが水底に絨毯状にびっ
しり生えている。
これを除去しようと思ったのだ。
「ツブゲンゴロウ」の住処になっているのは想像がつい
たが、あまりに多いので一部を剥がした。
文字通り剥がすという表現がピッタリで、割り箸でつま
むと、ベロンと剥がれる。
裏に何かいたらと思い、暫く石の上において確かめる。
付いていた貝などを戻し、他にいないのを確認し捨て
ようと再び持ち上げると、下の石の上に「ツブゲンゴ
ロウ」が三匹固まって、この突然の事態が過ぎ去るの
を待つかのようにじっとしていた。
思った以上に、この絨毯状の「アオミドロ」らしきも
のは彼らには欠かせないものだったのだ。
これは悪かったと思い、割り箸に「ツブゲンゴロウ」
を一匹一匹移したのを「滝壺ビオトープ」に戻し、結
局「絨毯アオミドロ」も元に戻した。
見た目悪くても、それなりに役に立っているのだ。
これからは、淵まで進出してきたものだけを除去しよ
う。
多分、「ヤゴ」から身を守るためにも調度良かったの
だろう。
久しぶりの「チビゲンゴロウ」もいたし。
基本コンセプトのほったらかしは、やはり生きていた
のだ。
迷った時には基本に返る、何度も言っている気がする
が、これは、それだけそういう事態が定期的に起こる
ということなのか。
「ヤゴ」の数は、間違いなく増え続けてるし、これか
らもじっと我慢の「滝壺ビオトープ」ということだ。