今朝もマイナス5℃、これくらいの寒さだと体もきりっと対応して嫌な寒さとはならない。ビオトープは発泡スチロールを被せ寒さ対策して冬支度完了。何もしないと凍結してヤゴが全滅してしまう。ミジンコ類は凍結しても卵の状態で生き延び再び復活するが、幼虫類はそうもいかない。と言ってもこれは滝つぼビオトープに関しての話。ルリボシヤンマのヤゴはここに4頭、凍る恐れのない池端ビオトープの方に4頭、そして室内のポリバケツに2頭と分けていて、問題なのは滝つぼビオトープだけなのだ。ならば他の二カ所に移動すれば良いという話だが、滝つぼビオトープでその4頭を探すのが寒くなった今ちょっと大変なのだ。少しでも移動したいはしたいのだが
松本に用事がありある道路を歩いていた時、川近くの草むらに見慣れない虫がいることに気付いた。カメムシであることは直ぐに分かったが、全く記憶にない模様だ。見るからに東南アジア的な配色だ。新たな外来種か?とその時は思った。
その後ネットで調べてみてもなかなかヒットしなかったが何とか辿り着いた。それはシロジュウシホシカメムシの幼虫だった。生息場所は奄美大島西表島とある。南方性であることは間違いなかった。それにしてもそんなカメムシが何故松本に。ここで孵ったようで結構な数がいた。確かにこのところの気候は東南アジアと変わらないが(その日の松本の最高気温は34℃)。このまま亜熱帯気候に移行してしまうのだろうか。しかしこのカメムシに関しては多分冬は越せないと思う。それにしても奄美大島か。そうやって見ると一村の絵に描かれていても違和感はないな。