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宅配ピザを食べたのは多分十何年ぶり。最近この地方では初めてのドミノピザがオープンしたのだ。お持ち帰りだと半額なので、店のある方面に行ったとき買ってきた。色々具の乗った奴は好きではないので取り敢えずプレーンを。改めて久しぶりの宅配ピザ(他はピザハットしか食べてない)はどうだったか。昔はそこそこ美味いと思ったが、不味くはないが美味くもないというのが今回の正直な感想だ。以前食べ放題で食べていた(美味いと思って)シェーキーズなんかもこんな味だったのだろうか。アメリカピザ特有の何かの香辛料のきいたトマトソースがそもそも美味くない。イタリアモノとは根本的に違う。それとモッツァレラチーズと謳ってるチーズが本物のモッツァレラチーズとは違う。結果、素材勝負のナポリピザのマルゲリータとは対極のジャンク色の強いアメリカピザの完成だ。この手のピザは、具をごちゃごちゃ乗せたジャンク色をより強くしたものの方が適してる、と思った。
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日本のチーズが高いというのは何度もここで書いているが、となると本場では一体いくらなのだろうかと気になるところ。そこで、テレビでよく映るフランスのマルシェの風景などのときその値札に注目する。チーズやシャルキュトリーはマルシェにつきものだ。ローストチキンも本当に旨そうで、この風景を見るといつも、フランスの食文化はまだまだ日本より豊かだと感じてしまう。で、チーズの値段だが、大体日本の三分の一くらいの感じである。日本で100グラム当たり1000円のものが300円くらい。それを輸入したら関税も付いて1000円、というのもやむを得ないか、なのだが、ここでフランスものではなく日本のものを見てみると、何とか牧場の羊や山羊チーズは同じように100グラム当たり1200円(羊山羊はフランスでも高め)とか普通にする。つまり輸入物と同じ価格となるのだ。単純に高いのだが、フランスなどのように多数飼っているわけでもなく、しかも新たに相当な設備投資をしなくてはならないしでこの価格になるのはやはりやむを得ない。この辺りは日本のワインと同じ構造である。後は純粋に味でどちらを選ぶかということになる。