戸棚に残された雑誌やらの本などをちょっと整理(廃棄)した。本格的な断捨離は終わっているので大がかりなものではないのだが、ごみ袋に一杯になるのはあっという間だ。よく断捨離番組で、ごみ袋十個などと言ってるが、そんなのは全然大したことではない。全てが紙切れであれば相当な量となるが、ゴミは効率よく袋に収まるものではない。特に段ボール箱などが含まれると、下手をすると一個分だけで埋まる。段ボールは段ボールでリサイクルに出した方が良いから解体して畳むとなると、これはこれで相当な手間で、いずれにしろごみ袋は直ぐに一杯になるし労力もかかる。つまり大変ということだ。
家の場合決してごみ屋敷ではないが物が多い家で(田舎ではわりに平均的)、大掛かりなものは二カ月くらいの間に一気にやったから良かったが、今から同じことをやれと言っても多分やる気は起きない。当時の集中力が蘇ればできるだろうが、それはもうない。テレビなどで見るごみ屋敷状態の部屋は、根本には住人の精神的な問題があって直ぐにリバウンドしそうだが、そうでない場合でも、兎に角集中力と労力が必要だ。
映画好きのM氏と「ドライブマイカー」絡みで村上春樹原作の映画「「ノルウエーの森」の話になった時、出演女優水原希子の名前を出すと誰それ?という思わぬ反応でちょっとびっくりした。たとえ映画が今一つだったにしろ「ノルウエーの森」ぐらいは押さえてるだろうと思うのは当然で、AKBは知らなくても水原希子ぐらいはいろんなところで目にするから知ってると思っていたら、「ノルウエーの森」自体見てなくて監督が「青いパパイヤの香り」でそれなりに注目されていたトラン.アン.ユンだったことも知らなかった(まあこちらも主演が松山ケンイチだったことはすっかり忘れていたが)。でも「ドライブマイカー」でも重要な役どころの霧島れいかが出ていたことは覚えていた。
でM氏だが、実際は「ノルウエーの森」も見ていたかも知れない。どうも覚えることより忘れることの方が遥かに多いように見受けられるのだ。忘れることに関しては他人のことも言えないのだが、元々数で勝負のようなところがあったからその変化が顕著なのではないだろうか。因みにM氏は「ドライブマイカー」は見てなくて(いずれwow wowで見る予定)監督の濱口竜介も知らなかった。
マーモット、コロンビア、ノースフェイス、ホグロフス、ロウアルパイン、ドイター、パタゴニア、マウンテンハードウェア、マウンテンイクイップメント、ミレー、モンベル、知らぬうちにこんなにアウトドアブランドのものが溜まっていた。過去十年での話だから、一年に一個くらい増えている計算になる。昔は殆ど興味がなかったのだが、ウオーキングやトレッキングをやるようになって自然に増えた、と思う。機能的なのと丈夫さで選ぶとそうなるのだ。しかし、大体が高い。だから基本セールなどでしか買わない。例えばシーズン終わりのこの時期にフリースやダウンを買うなど。好きなブランドもないので(好きではないブランドはある。例えば一つ持ってるがパタゴニアなど)結果、アウトドアショップのようなバラエティーに富んだ品揃えとなった。丈夫なので全部現役、しかも年に一回も使わないというものはないので活用はしていると思う。
この中で一番活躍してるのはドイターのリュックかも知れない。30ℓなのでスーパーカブで買い物に行くときの必須アイテムとなっている。マーモットのダウンベストも活躍している。これは家の中でカーディガン替わり。結局普段使いに重宝しているということだ。
やっと池の氷が解けた。ここまで凍ってたのはここ十数年なかったのではないだろうか。氷が解けるのは遅い早いがあるのは当然だが、今年は今までなかった現象が。水位が下がってきてるのだ(どこかから漏れている)。今までもある程度下がってたがあるところで止まっていたのが、今年は一気にそれを更新した。あまりに下がったので、灯篭型クリーナーに水が回らなくなってしまった。そうなると水を補充しなくてはならない。水道の水をいれるのだが、これを頻繁にやっていたら水道代がバカにならない。しかしクリーナーを稼働させないと水質が一気に悪化する。早くビオトープにしてクリーナー無しにしたいのだが、鯉がまだ二匹(今冬一匹死亡)いてそれもできない。勝手に放流もできないし今現在二匹の死亡待ちという何だかなという状態。誰か貰ってくれれば良いのだが、今どき錦鯉を飼ってる家も少ない。早く何とかしたい。
毎年冬になると検証してるような気がするが、フリースの暖かさについて。今回は値段別の違い。以前はユニクロとかguとかせいぜいニ三千円のフリースしかなかったが、どうも使い捨て感覚で毎年買っていて、しかもこの辺の寒さマイナス十度近くになるところではイマイチ暖かさに不満がある状態であった。そこでちょっと価格帯の違うもので実際の暖かさの違いを検証してみようという気になった。それが一年前。その間にユニクロの数倍のものと、更にそれの数倍のものを今冬買った。一番高いのは、所謂アウトドアブランドのものだ。
そして着てみての結論。暖かさに関しては、値段に応じて増すのは実感した。作りもアウトドアブランドまでいくと大分しっかりしている。但し、値段分暖かいかと言うとそんなことはない。そうではあるが、それなりの値段のものは使い捨て感覚にはならないしユニクロよりは間違いなく大事にするという利点もある。つまり無駄にごみを出さないという観点からすれば、それなりのものを買った方がよいと言える。ユニクロguで同じようなものをいくつも買ってしまう現実はあまり良くない。