ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

理想のカルボナーラ

2025年01月12日 | 食べ物

 

アミノ酸などを入れてない本物のベーコンがあったのでカルボナーラを。以前はよく作ったが嗜好の変化でこの十年くらいは殆ど食べてない。要するにこってりしたものがあまり食べたいと思わなくなったのだ。最近よくある生で食べるのは全く好みではなく、基本的にカリカリにしたベーコンしか食べたくない。その点でカルボナーラは丁度いい。

今回のベーコンはちゃんと燻煙熟成したものなのできれいにカリカリとなり(スーパーで普通に売ってるのものはそうならない)、塩気もきつくカルボナーラには最適。全卵にパルミジャーノのすりおろしと胡椒をいれゆで上げたパスタ(今回リングイネ)と合わせ、上手い具合に半熟状にするのだが、これがなかなか理想通りにいかない。チーズもたっぷり入れたいのだが、パルミジャーノがいつ買ったのかも覚えてないくらい前のでカチカチ(変なカビは生えてなくよく持つものだと感心した)。すりおろしても量が確保できない。結果そこそこ美味いがう、ま、い、と言うほどではなかった。もう一回分くらいあるのでまた挑戦ということか?

 

コメント

豆大福の解凍問題

2025年01月07日 | 食べ物

 

冷凍してあった豆大福の最後の一個を食べた。自然解凍だと若干固かったので電子レンジで少し温めようとしたがそれが拙かった。タイミングを見測らっていたのだがちょっと遅かった。お餅の部分がどろどろになって包んでいるビニールにくっついてしまった。これってお餅関係ではあるあるなのではないだろうか。電子レンジではなくオーブントースターでやるのがベター、ということなのだろう。

コメント

お雑煮

2025年01月04日 | 食べ物

 

ここのところ新年のお雑煮は、昆布と鰹節からだしを取って作っている。醤油は風味付けでちょっと入れるだけの関西風。具はかまぼこ煮つけたシイタケ人参三つ葉風味付けのゆずといったところで肉類は一切入れない。昔母親が作っていたのはしょうゆ味で鶏肉が必ず入っていた。それと比べると大分違うが、関西風は塩味の加減が難しい、と作る度に思う。

コメント

カニ

2024年12月30日 | 食べ物

 

この前のクリスマスイヴ、カルディに行ったら隣のケーキ屋(コージーコーナー)が大行列。久しぶりに典型的なクリスマスの光景を見た気がする。今でもこういうのはあるんだと思った。そして今頃は生鮮食品を扱う店が大混雑。これは昔から変わらずの典型的な暮の風景。特にカニなどが沢山並ぶので、この時期には食べたいと思う人が多いのだろう。しかし個人的にはカニには魅力を感じない。昔から何故あんなに人気なのかが理解できない。不味い旨いはあるがカニチャーハンカニコロッケで十分だ。上海ガニの濃厚な味も判ったが自ら食べたいとも思わない。基本的に騒ぎすぎだと思う。

コメント

豆大福

2024年12月29日 | 食べ物

 

東京の三大豆大福は「瑞穂」「群林堂」「松島屋」ということになっていて、その三つではあんこの味が好みの「瑞穂」が一番好きだ。どれもその日の内に食べないと、つまり本物の餅を使ってるということだが、固くなってしまう。そこがネックであったのだが、知り合いが冷凍が効くと言っていて試してみると結構大丈夫なことが分かった。それで安心して数多く買えるようになった。どれも並ぶ店なので、三個とか四個なんて少量買いは効率悪くてできない(行くとしても瑞穂のみだが)。

そしてこの前、三大ではなく四大となると名前を挙げられる「岡埜栄泉」という店に初めて行って見た。前から一度食べてみたいと思っていた店である。しかしあんこの味がやはり好みではなかった。瑞穂が一番と言うのに変わりはなかった。因みに東京ではなく京都の「ふたば」は瑞穂と甲乙つけがたい。

コメント

忘年会

2024年12月26日 | 食べ物

 

今年初の忘年会。ここ数年なかったので久しぶりだったが、ホテルの料理は相変わらず美味くなかった。大体どこも似たようなものだが、ホテルというか旅館方式の品数が多い懐石料理スタイルの料理は、素材が良くないと美味くなりようがない。懐石料理としては安いが忘年会の料理としてはちょっと高い。一番中途半端な線、ということなのだろう。

コメント

ローストチキン

2024年12月24日 | 食べ物

 

この時期スーパーにはローストチキンが大量に売られている。如何にも旨そうな焼き色をしていてつい手を出しがちになるが、絶対手を出さない。一回やってもう懲りた。ローストの香りではなく甘ったるいたれの味しかしないチキンが美味いとは到底思えないのだ。しかしそんな味付けのチキンが大量に並ぶということはそれなりに受け入れられてるということであもる。マーケティングの味、ということなのだろう。

コメント

カヴァの味

2024年12月21日 | 食べ物

 

カヴァというのはスペインのシャンパン方式のスパークリングワインで、シャンパンに比べると値段は三分の一で味はそうは劣らないというイメージだった。30年以上前に初めて飲んだ時は感動したものだったが、最近いくつか飲んでみると、こんな味だっけ昔はもっと美味かったのだが、と思うことばかり。こちらの感覚が変わったのか、思い出補正か、本当に昔はもっと美味しかったのか真相はわからない。

 

 

 

 

コメント

布団の始末 タイヤ交換 ハンバーガー 

2024年12月12日 | 食べ物

 

予定通りに布団は処分場に持って行った。今回は440円。重量が40キロとあったから1キロ10円(税抜き)ということのようだ。いずれにしろ手間を惜しまなければ安く済む。受付では丁度一人前にいて、見ると年寄りだったので時間がかかりそうだなと思ったが、終盤だったようで最後の手順を係に教えてもらっている段階でそう待たなく済んだ。帰りはこちらの方が大分早かった。

その後タイヤを冬用に替えてもらい車屋さんを後にしてハンバーガー屋に。富士山がよく見える車で40分ほどのところにある所謂グルメバーガー。周りに人はいないがそこだけは満席でかなり流行ってる様子。テイクアウトでスタンダードのハンバーガー(1200円)を買ったが、この辺りのグルメバーガーの中では一番牛肉の風味を感じられるもので美味かった。唯、ポテトが普通の冷凍もの(どこのファストフードでも出てくるやつ)で、一般論だがポテトまで気に掛ける店はなかなか少ないと思った。

コメント

無視できないオードブル

2024年11月21日 | 食べ物

 

初めて入ったナポリピザの店でマルゲリータとビール。まずピザランチについているオードブル盛り合わせでビールを飲む。オードブルは野菜中心でかぼちゃのフリットのようなものとカポナータともう一種類。フリットのオレガノが合わないなと思って他も食べてみると、どうも味付けがイマイチであまり期待はできなさそうということになった。ビールはハートランドだったが、鮮度があまり良くないと思って製造年月日を見ると7月だった。肝心のマルゲリータは小麦粉の味がして悪くないがトマトソースにこそオレガノかと思ったが入っていず、モッツァレラチーズのミルクっぽい香りも少なく結局オードブルと同じ印象となった。すべてはオードブルに表われていたということか。

コメント

グラタン

2024年11月11日 | 食べ物

 

この前冷凍もののマカロニグラタンを食べたのは、ふと懐かしの味を追体験してみたくなったからなのだが、味そのものは期待してたものとは違い美味くも不味くもないというレベルだった。そもそも冷凍ものはこの程度という気はするが、同じように感じるのはコンビニものも。矢張り洋食屋のグラタンを食べないと駄目か。初めて食べて感動的に美味かった子供の時に食べた当時蓼科にあったコックドールのエビグラタン、多分思い出補正で同じものはどこにもないと思うが。

久しく食べてないと味の基準を忘れるというのは最近鰻で感じてることで、意識的に鰻を食べてこの二年、ほぼ基準が出来上がった。が当然昔とは違ってるはずだ。何より値段の高さが基準にも影響してそう。それに比べればグラタンは気軽に検証できそうだ。量は駄目だがこってり系の味が駄目という訳でもないし、問題があるとすればグラタンを出す店そのものがずいぶん減ったということだ。

コメント

インパネではないカレー

2024年10月25日 | 食べ物

 

この前松本に行った時の昼飯はいつもの「BABAじぃ」で。ここはインドカレー専門店なのだが最近は専らビリヤニとハートランドの組み合わせを楽しんでいる(他の店よりワンランク上だと思ってる)。それにしてもほんの数年前からすると考えられないくらい最近はカレーを食べている。それまでは年に精々四五回くらいだった。

理由としては、インネパと言われる主にネパール人がやってるナン食べ放題が売りのカレー屋が実は味的には大して本格的(本場の味)ではないのがまず分かって何回も行く店ではないという状況の中、バックパッカー上がりの現地の味を知った日本人がカレー屋をやり始めて、それまでのカレーとは一線を画したものを提供しだしたというのが考えられる。ミールスなどを提供する店だ。これらの店はチャイ一つとってもカフェ(インパネも含む)なんかで出てくるものとはスパイスの香り自体が違う。スパイスの香りを大事にしてるのがそんな店の特徴。インパネは行く気がしないがこれらの店は偶に行きたくなる。そんな中で登場したのが「BABAじぃ」。で、すっかりお気に入りとなってしまったというわけだ。これで年に数回だったのが年に十四五回になった。

コメント

青カビとウォッシュ

2024年10月13日 | 食べ物

 

M氏に貰ったチーズはどちらも初めてのもので、一つはスペインの青カビ、もう一つはフランスのウォッシュタイプ。フランスのウォッシュは過去8種ほど食べてるが今回のものは知らなかった。しかもきっちり名前すら覚えてない。味の方は熟成具合もよくトロトロで美味かった。お酒で洗ったチーズでないことははっきりしている。青カビの方はこれも熟成が進みちょっと行き過ぎてる感のあるものだった。青カビの香りが強いロックフォールタイプのように感じた。いずれにしろこの熟成具合からすると賞味期限は過ぎてるのではないか。個人的にはそれの方がむしろ良いので何の問題もないのだが。

というわけで手持ちのマンチェゴとタレッジョと一緒に美味しくいただいた。

コメント

パリのハンバーガー

2024年10月07日 | 食べ物

 

BSでパリのハンバーガー屋を紹介していた。自分のところのハンバーガーはジャンクではないと言う通り、使ってるものは厳選した素材で、MドナルドやMバーガーとは確かに一線を画していた。パリではそんなハンバーガー屋が増えてるらしい。価格は2000円以上。普通にランチの値段が上がってるパリでは、この値段でも手ごろなのだろう。

でそこのハンバーガー屋はバンズまで手作り。ハンバーグに合うパンを自分で開発。肉はグラスフェッドの牛肉の肩ロースを自分で挽く。味を一定に保つにはこのくらいしないと駄目だ。これで牛肉の風味のある美味いパティが完成する。更にそこはソースではなくチーズがソース代わり。焼いてとろけたものをかけていた。何種類かある中から選べ、多分エダムチーズなんかは置いてない。紹介してたのはマロワール。ウォッシュタイプのちょっと臭いチーズでそこの主人もそんな紹介の仕方をしていた。何でもかんでもマヨネーズの日本とはえらい違いだ。フランスの食文化の奥深さを感じざるを得ない。ポテトも厳選素材を自分のところで生から揚げる。流石フレンチフライの発祥だけある。ただカリカリしてるだけの日本の冷凍ものフライとは根本的に違う。

日本でもグルメバーガーといってそういう方向のハンバーガー屋が増えてきた。まだソースがびちゃびちゃマヨネーズであったり、ポテトが普通の冷凍ものであったりと細部が甘いものが多いが、牛肉の美味さを追求したハンバーガーは、Mドナルドなどのチェーン店のものとは大きく違い好感が持てる。

 

 

コメント

アジフライ

2024年09月30日 | 食べ物

 

この前定食屋でアジフライを食べたが、実は、店で初めてアジフライを食べたのは今から五年前のこと。そして今回が三回目。アジそのものは刺身や締めたものを鮨で何回も食べてるがフライに関してはずっと敬遠していた。干物や生の塩焼きも普通に食べるし美味いと思う。ただフライに関してはずっと駄目だった。

その原因は学校給食。小学校の時何回か出て来たことがありそれが悉く生臭かったのだ。食べた瞬間それを強く感じて、これがアジ特有の味なのかとその時は思った。その後大人になった時に弁当に入ったものを食べてやはり同じ臭さを感じた。だからその後一切アジフライには手を出さなかった。

そして五年前。信用できる店で試しに頼んでみた。個人的に不味いと思ってるアジフライ、世間では普通に美味いものとして流通している、それを改めて検証しようと思ったのだ。そして何十年か振りに食べたアジフライ、全然臭くなく普通に美味しかった。昔食べたアジフライ、単に鮮度が悪く生臭かっただけだったのだ。今でこそ田舎でも鮮度の良いものを入手する方法はあるが、当時は鮮度の悪いものがスタンダードだったのだ。不思議なのは他の連中が普通に食べていたということ。あれを臭く感じなかったのか。

コメント