この前知り合いの古民家カフェにお邪魔した。築100年の家なので立派な古民家だろう。今は唯の中古住宅でも改装すると古民家カフェになるが、古民家=築100年以上という定義もないから致し方ない。そこは天井も高く古民家の良さを生かしつつ、店主(美術系大学出身)の美的感覚も生かした店となっていた。結構費用はかかってそうだ。
古民家カフェにはもう一つタイプがある。それは改装をなるべく自分たちでやり兎に角費用を抑えたタイプだ。このタイプは大体似たような店となる。下手をすると唯の民家の居間かというのもある。所謂店感が乏しいもので、わざわざ行きたいとは思わないが、こういうのが好きな人間もいる。個人的には自宅が築130年の古民家カフェのようなものだから、古民家カフェに非日常を感じることはない。
今の朝ドラは「ちむどんどん」という沖縄出身の料理人を目指す女主人公の話だが、これが相当評判が悪い。過去「まんてん」から朝ドラを見続けている人間からすると、確かに出来は良くないが、最低四天王の「天花」「純と愛」「まれ」「半分、青い。」と比べるとそこよりはちょっと増しではないかと思う。「べっぴんさん」「わろてんか」くらいの駄作ではないだろうか。いずれにしろ詰まらないという点では同じだが。
「ちむどんどん」は過去の駄作に有り勝ちなどうしようもない馬鹿キャラクターが登場する(「天花」だけは特殊で主人公が下手過ぎという唯一無二の理由)。ニーニーという主人公の兄だ。何故ここまで馬鹿として描くのかそのキャラクター設定が理解できない。こいつが出てくると取り敢えずチャンネルを変える。話も沖縄東京(横浜)それぞれ兄弟のことを描き、結果何を描きたいのかが散漫になっている。芯となる物語が相当弱い。だから細部の杜撰な表現が批判の的となっている。嫌われ具合は四天王を越えてるかもしれない。
色々な虫を端から端と撮っているが、その中でも好みというものがあって、そういう虫(よりレアな)に遭遇すると興奮度も増す。この辺りは宝探しの感覚だ。まず挙がるのは蝶、トンボ。これは両横綱。そして今回のテントウムシは差し詰め関脇クラスだ。
一枚目はウンモントウ。林道を歩いていると年に数回遭遇するが何処とは特定できない。種としては割にレアだと思う。そして二枚目。てっきりハムシ(前頭相当)かと思ってあまりじっくり撮らなかったのだが後で確認したらテントウムシだった。しかもお初。見たことない模様だ。どうもダンダラテントウ辺りが怪しい。南方性のテントウムシで以前であれば見かけることのないテントウムシだ。虫を見てると温暖化は肌で感じる。