ちょっと山方面行くのにバイクが良いとずっと思っていて、50㏄では非力だし125㏄クラスの手ごろな奴は無いかと探していると、今はそのクラスはあまりなく、たどり着いたのはスーパーカブ。そこで改めて見わたしてみると、バイク全体が自分が乗っていた時代の倍以上の価格となっていてびっくり。そこで知り合いのバイク屋さんにバイクについて聞くと、今はバイク自体が全然売れないらしい。特に若い世代が買わないという。昔は十代二十代は取り敢えずバイクが欲しいとなったものだが、そういう人間が今はあまりいないらしい。唯一売れるのは1000㏄クラス。リタイアして金も時間もあるおっさん連中が乗るバイクしか売れないというのが今のバイク事情らしい。昔は趣味だったが今は道楽というわけだ。
そんな状況の中のスーパーカブだが、これも御多分に漏れず昔のように店舗に在庫が一杯で行けば買えるという状況ではなく、売れる最低限しか作ってないので生産ラインが何回分かで終わりとなりそれが無くなったら終わりという状況。実際バイク屋さんに頼んだ時には次の生産ライン待ちで三か月待ちという状態だった。しかも最後の一台。まさかスーパーカブが受注生産(唯一の国内熊本工場)だとは。
ガイリッチーの「ジェントルメン」を見た。昨日同じ監督の「アラジン」をテレビでやっていたが、あれは子供向けこっちは完全に大人向けでしかも原点回帰(ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのテイスト)した面白い娯楽作となっていた。イギリスの當麻王(シューマコノヒー)が商売を引退するにあたり権利(要するにシマ)を売るためにすったもんだする話だが、ストーリーテラー(最後までヒューグラントと気付かなかった)として探偵が重要な進行役を担ったり、ボクシングのコーチとしてコリンファレルが絡んできたりと目まぐるしく展開するガイリッチーらしい映画となっている。それほど話題にはなっていないようだが結構掘り出しものの作品ではないか。
かなり久しぶりにチーズを通販で買った。多分二十何年かぶり。当時はフェルミエの会員でちょくちょく利用していたのだが、それがいつしか利用しなくなった。その理由はチーズの値段が高くなってしまったから。ある程度まとめて買うのでこの量でこの値段?と思うほどの言わば贅沢品となってしまったのだ。それからは東京に行ったときなどに300グラムほど買って食べるくらいなものとなった。今は100グラム1000円が当たり前。牛肉でも良い肉のレベルだ。
しかし好きなものを食べたい時には通販で取り寄せる以外方法が無い。偶に、地元にある一軒のスーパーで二三種類置いてあることがあり買ったりするが、如何せん保存状態が。カルディには欲しいものは売っていない。そして今回。頼んだのは「チーズ王国」。かつてお土産で立川の店のものをよく貰っていたし、新宿の店も利用して馴染みがある。物は「スティルトン」「トムドサヴォア」そして羊の「ナポレオンヴュー」という初もの。多分プティバスクなどと似た味だろうと想像して注文したのだ。全てセミハードタイプで、この辺りが好みが反映されている。セミハードの代表格コンテはあまり好みではない。これらのチーズは小分けにして冷凍する。推奨はされてないが結構大丈夫だ。