テレビはどこもオリンピックだらけで見る気が起きないのでDVDでも見ようと自分のストックを漁る。このパタ-ンで何度も見たのがゴダールの「軽蔑」「ウイークエンド」。しかし今はちょっとゴダールの気分ではない。そこで目に止まったのが、以前ブレッソンの「ブローニュの森の貴婦人たち」が見たくて買った10枚組のフランス映画集。この中にはまだ見てないのが数枚ある。しかし今さら「禁じられた遊び」でもないしと他を見ると、ルネクレールの「自由を我らに」はまだ見てないことに気付いた。そこで早速見ることにした。
実はこの監督ルネクレールと「禁じられた遊び」のルネクレマン、今まではっきり区別がついていなかった。一般的には「太陽が一杯」も撮ってるルネクレマンの方が知名度はあるのだろう。一方のルネクレール。実は「眠るパリ」「幕間」のビデオを所有していてその表現スタイルに感心していたのにも拘らずこの名前をしっかり認識していなかったのだ。
で今回の「自由を我らに」。1931年の映画にも関わらず今にも通ずる洗練されたSF的な表現もあり、やはり独自の表現スタイルを持った監督だと再認識した。チャップリンの「モダンタイムス」に影響を与えたなどと言われるらしいが、むしろこの映画が「メトロポリス」の影響を受けた、という方が実際のところに近いのでは、と思った。
初めてジャパネットたかたを使った。テレビで圧倒的に見て来たのはここだが、過去一度も使ってみようと思ったことはなかった。しかし今回何故買う気になったのか、それは純粋に商品が良さそうに思えたから。物はナノバブル洗濯ホース。洗濯物の汚れが更に落ち臭いもなく、しかも洗濯槽まできれいになるという触れ込み。元々洗濯槽の汚れは気になっていたし洗った後の臭いも気になっていた。正にそれらを解消する切り札。唯のホースにしてはちょっと高いかと思うが、ここは類似品の安いものではなく一応たかたの名前を信用してネットで注文。延長ホースはあったので早速来たものを繋いで使ってみた。果たして結果は。
とここで大きな問題が。臭いに関しては、今現在コロナの影響で、微妙な臭いを感知するまで未だ回復してない。だから正直よく分からない。洗濯槽に関しては何回か使った後に結果が見えるということなのでこれも未だわからない。つまり結果判定に関しては保留ということだ。安い買い物ではないのでそれなりの結果はほしい。
光り物の中で最高峰と思うのはこのオオセイボウ。漢字で書くと納得の大青蜂。家の庭に面した窓の内側に入って出られなくなったところを撮ったのだが、このハチを撮ったのはこれで三回目(二回目は畳の上で死んでいたもの)。初めてが五六年前、そのくらい滅多に見ないハチだが、その初の時も外ではなく車に入り込んだものだった。ということは自然の中では未だそのチャンスがないということで、逆に撮るには良い条件が三回もあったということ。結構動き回るので外で出会っても撮るのは大変そうだ。
それにしてもこのビジュアル、初めて見るとまずびっくりする。作り物ではないのか?と思ってしまう。セイボウの中では一番大きいこのオオセイボウで17ミリくらい。過去出会ってるのが全て家中心なので、近くで繁殖してるところがあるのかもしれない。ドロバチに寄生するハチなので、このところ家周辺でドロバチの仲間を多く見かけるようになったことはそれと関連していると考えられなくもない。次の写真は三年前の畳に落ちていたオオセイボウ。とってあったオオセイボウを再現よろしく置いてみたが、今でもその輝きは失われていなかった。恐るべしオオセイボウ。
コードレス掃除機は安物中心(10000円台)にいくつかあり使い分けてるのだが、一番楽なのはマキタのコードレス。回転ブラシなどがなくシンプルな造りで、気軽にちょくちょくやるのに非常に都合がよい。しかし家のは吸引力があまりに物足らなく、米粒が吸えない。埃だけなら問題ないが、米粒くらいは吸ってほしいというのが本音。よくプロも使うと言われるマキタ、流石にこの吸引力ではと疑問を持っていたが、どうやら電池の能力の問題であったようだ。家のは10.8Ⅴ。プロの使うのは18Ⅴ。この差は大きい。値段もそれらは全てそろえると30000円近くする(プロは他の電動工具の電池と兼用するのでお得となる)。
そこで通販生活の扱ってるマキタが、謳い文句では砂もぐんぐん吸うということだったので購入してみることにした。値段も10000円台後半。で使ってみると謳い文句に嘘はなかった。弱中強の弱でも米粒を吸った。マキタもこれで三台目だが、遂に期待通りのものに出会えた。これも三度目の正直っていうやつか。