ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

このまま春?

2014年01月31日 | Weblog

 

ついこの前まで毎朝マイナス十度近くの最低気温を記録してたのが、昨日今日はプラスの気温。その割りに暖かく感じないのはどういうわけだ、と自分の感度の衰えは置いといて、このまま春に突入と言うわけにはならないだろうから、寒さにはまだまだ備えなければいけない。今のところ雪も少なくてありがたいが、多分この先二回は20センチほどの降雪があると予想する。

昨日BSで、ノルマンディのリンゴ農家がシードルの作り方を説明していたが、リンゴは原種に近いものを使い、しかも種類は4種ほど混ぜるのが美味しいシードル造りのためのポイントだと言っていた。日本で造ったシードルを過去何種類か飲んでみたことがあるが、どれも熟成感厚みのない味で、しかも本場ものより倍近く高い。そうなるとわざわざ買う気は起こらない。リンゴの種類の違いもあるのだろうが、酵母の違いが大きいのだろう、と番組を見てて思った。

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メダル予想

2014年01月30日 | Weblog

 

オリンピックの本番も近付いてきたので、本番には興味はないが予想は好きな人間がメダル予想を。まず金メダルだが、実力的に考えられるのは男子フィギュアと女子ジャンプ。女子フィギュアは、情感たっぷりの演技力(それが業とらしくてフィギュアは嫌いなのだが)となめらかな滑りが重要なので特に最近悲壮感が目立つ浅田は難しい。他のメダル候補は、スピードスケート男子500、女子団体パシュート、スキー複合、その他スノボーなどで一つ、計6~7、その内金は0~2といったところではないだろうか。実力以上に騒がれるカーリングは圏外(一番可愛くないチームが代表になってしまったし)。果たして結果は。

 

 

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胃カメラ検査

2014年01月28日 | Weblog

 

かなり前にピロリ菌の除去をして、取り敢えず潰瘍のリスクは減ったということになっていたが、去年の暮れにかけて胃の調子が悪くなり、しかもなかなか良くならないので覚悟を決めて胃カメラ検査と相成った(通算5回目)。今回は初めて鼻からの胃カメラだ。口からより気持ち悪さが少ないということでの選択で、鼻に麻酔を効かせ通すわけだが、ちょっと狭いと言われてどうなのかと思ったが、痛みもなく入っていった。が、やはり喉を通る辺りでは気持ち悪っぽい感じが全くないわけではない。それでも、普通の胃からのに較べれば大分楽である。

それより、これはいいのか悪いのかと思ったのは、映像の実況中継だ。鼻からの全ての映像を見ながら説明してくれて、返事も出来る状況と言うのはあり難いとも言い切れない。幸い、今回は軽い十二指腸潰瘍程度ですんだが、もし癌だったら、それを目の当たりにするわけだ。しかもそれが結構なものだったらと想像すると、ちょっと耐えられるか自信がない。今回の検査だって、やる前は当然心配になり色々想像する。結果、悪かったら、間違いなく今ここでブログなんかを書くなんてことはしてないだろう。

市の検診もしたことがないし、当然人間ドックもやったことがない人間からすると、兎に角検査に対するハードルは高い。そういう人間は、駄目になったらそれはそれで仕様がないなどと言いがちだが、自分も含めだが、本当にそこまで覚悟が出来ている人間なんて殆んどいないだろう。今回、血液検査も初めてして、取り敢えず安心している自分がいる。

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東京家族

2014年01月27日 | 映画

 

山田洋次の「東京家族」が放映されていたので、後半、半分ほどを見た。小津安二郎の「東京物語」の現代版という、内容もほぼ一緒の映画だ。わざわざ見る気にはならなかったが、テレビでやっていたので比較するのにも丁度と思い見たわけだが、内容がほぼ同じでも映画として見るとそこはやはり相当な違いがある(テレビドラマとしてみればよく出来ていると思う)。

一番の違いは表現スタイルということになるが、これはもう個人の根本的な感覚の違いなのでどうしようもない。小津と較べるとどうしても説明過多である。動きの少ない大胆なショットを山田作品に望むことは出来ない。例えば、母親が危篤状態の病院の部分。長いのである。分かり易い人情劇的世界が山田作品の特徴かと思うが、そういう部分の描き方は小津と真反対と言っても良いのではないだろうか。後、父親の喋り方など笠智衆を真似ていたり、随所に小津的世界を髣髴とさせる材料を配置してるが、それがもうパロディにしか見えないのだ。

それと、「東京物語」では、その後の高度成長期に伴う家族の崩壊を予見していたのだが、「東京家族」に描かれた家族は、「東京物語」の家族の冷ややかさよりかなり益しに思えた。これは敢えてそうしたのか。それとも監督の資質によるものなのだろうか。

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ツナサンド モドキ

2014年01月26日 | 食べ物

 

偶に食べたくなるものにツナサンドがある。特別なものではなく、普通のマヨネーズで味付けしたツナサンドなのだが、市販のものはそのマヨネーズが多すぎてちょっと好みから外れる。そこで自分で作ることになる。と言っても、これはかなり簡単な部類に入るサンドイッチではないだろうか。ツナをほぐし(最初からほぐしたものもあるし)マヨネーズ、タマネギのみじん切り、胡椒を入れて混ぜるだけなのだから。ツナは、出来ればほぐしてない味付けのしてないオイル漬けのものがいい。しかし、今回何気なくほぐしたものを買い開けてみたところ、何だか色がおかしいので確認したら、それはカツオの缶詰だった。以前も一度同じ間違をしたことがある。その時は食べて、いやに臭みがあると思い(血合い的な味が強いのだ)確認したらカツオだったのだ。ツナではなくシーチキンはマグロのみのことではないのかとそのとき初めて知った。

何十年ぶりにまた同じ間違いを犯してしまったのだが仕様がない。結局それを食べることにした。が、今回のものはそれほど臭みは感じなかった(結構個体差がある)。で、トーストした食パンに辛しバターを塗り、半量のカツオをはさみ野菜はキャベツがあったので(今までは胡瓜を使うことが多かった)千切りにしたものを挟んでみた。キャベツを入れるのなんてコロッケサンド、カツサンド位しか思いつかないのでどうかなと思ったが、これが思いのほか相性がよかった。なるべく細く切るのがポイントだ。結果、そこそこ美味いサンドイッチとなって、カツオの失敗は充分カバーされることとなったのである。

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暗黒の世界

2014年01月25日 | Weblog

 

今日は気温が上がり8度くらいになるという予想だが、そうなれば残っている雪もあらかた溶けてくれるだろう。唯、諏訪湖の御神渡りに関しては、それは絶望的を意味している(実は本音を言うと、今年来年に関してはその方が嬉しいのであーる)。

それにしてもマー君の年俸である。これを凄いと感心するのか非常識と捉えるのか。アメリカンドリームというのは正しくこういうことを言うのだろうが、個人的には市場経済の歪んだ最終形としか見えない。今日食うのがやっとの人が周辺にはごろごろいて、一部の成功者が城壁を築いてその中で贅沢を極める世界は果たしていい世界と言えるのか、と考えざるを得ないのだ。しかし世の中、単純に、夢或いは希望を与えてくれるとか言ってその活躍を素朴に喜ぶ人間も多い。

 

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マイクロフリースの暖かさ

2014年01月24日 | Weblog

 

この前テレビで、マッキンリー登頂のドキュメンタリーを見た。BSのグレートサミットシリーズの一つだ。マッキンリーと言うのはアラスカの最高峰で、日本では植村直己が遭難した所ということで有名なのではないだろうか。デナリ(聞いたことがある)というのが正式名称らしい。高さは6168メートルなのだが、山頂に至る道が厳しいので、遭難も数多いということだ。

と、こちらは見てるだけでいつものようによく行くよという感想を持つだけだが、その服装にはついつい感心を持つ。パンツはノースフェイスかとか上はマーモットかなどと何処のブランドかというのが気になるのだ。というのも、こういう過酷な世界で使われるのはイコール信頼のブランドであるわけだから、マイナス10度くらいになる当地の防寒服の参考にはなるはずだ、と思うからだ。効率のよい防寒というのが最近の冬服に対する考え方なのである。

で、ここ最近ちょっと疑問に感じてるのがマイクロフリースの服である。今一つ暖かさを感じないのだ。唯一持ってるアウトドア系ブランド、モンベルのマイクロフリースがその割りに暖かさを感じないので、この前山好きの友人が来たときにその疑問を投げかけてみた。すると、彼も同じようなことを言った。彼のものはホグロフス(こちらの方が大分高い)のものだった。昔買ったマムートのフリースの方が暖かいとも言っていた。果たして、このマイクロフリースが今一つ暖かさを感じさせないと言うのは個人的なものなのだろうか。

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パグ狛

2014年01月23日 | Weblog

 

前々からちょっと気になっていた小さな神社の狛犬。いやに胴長なのだ。顔の方をはじめて見た時はパグ犬を思い出した。奥の方は標準的だと思うが、手前の二頭が胴長のパグになっているのだ。小さな神社ほど標準的なものから外れたものが多いのか?それにしても稲荷神社の方は派手である。

 

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ミラーレスの機能

2014年01月21日 | Weblog

 

昨晩、また雪が降っていたのでどうなることかと思っていたが、気温も高めで雪も大したことなくホット一息の朝となりけり。

まだまだどういう機能が隠されてるのか分からないミラーレスだが、最近発見したのは撮った写真を見るときに、スマートフォンのように指でめくれるという機能。拡大表示もタッチパネルでできる。これは指で触ってる時に偶然発見したのだが(マニュアルは最低限の所しか見ない)、ガラケー所有者にはちょっとした驚きだった。が、この機能、ヘーとは思うが特別ありがたいとも思わなかった。従来通りそれはダイヤルでもできて、そちらの方が確実だし、手応えがあっていいからだ。しかし、こういうアナログ的手応えを喜ぶ人間も、いずれ絶滅の道を歩むのだろうか。

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シバンムシ

2014年01月20日 | Weblog

 

昨日のビフォアアフターの物件は、パリモンマルトルの築150年のアパルトマン。外は石造りだが内側で支える構造は木造で、その木が虫に食われてぼろぼろだった。もしシロアリだと、建物全体で内側の構造を見直すことになる大事で(法律で決められているようだ)、一つの部屋の内装工事どころではなくなる状況であったが、幸いにもその虫はシロアリではなくシバンムシという甲虫で事なきを得た。あまりにも細かな木屑だったので、シロアリにしては凄いと思っていたが、同じように木を食べる虫がいたのだった。これからは、木屑の状態を見て、シロアリかシバンムシか分かるようになるかもしれない。実際、室内で、こんな甲虫を見ることがあり、たまにどこで生息しているのだろうか、と疑問に思ったことがある。これからはシバンムシにも要注意だ。

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壁かアートか

2014年01月19日 | 芸術

 

今朝は雪が数センチほど積もっていたが、雪掻きをするほどではなかったのでそのまま放置。気温はマイナス9度。

今日の写真は、この前撮った住宅の壁。茶色地に白いラインがくっきりと何かを主張している。ひびが入ったところを修繕してこうなったのだろう。この手のものは本来同じ色でやりたいところなのだが、完全に同じ色というのがなかなかない。結局、同系色でやるか全く違う色でやるかの二つに分かれる。そしてこうなるのだが、これも一つのアートとして見れば、それはそれで趣深い(かな?)。

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スポーツ報道

2014年01月18日 | Weblog

 

今朝もほぼマイナス10度。こう寒いと、体まで固まってしまいそうだ。

田母神さんが、本田のミラン入りのニュースについて、トップで大々的に取り上げるほどのものかと言ったが、これに関しては確かにと思うところがある。早速、ネットでは反論が殺到したようだが、これは、ネットで田母神支持が多いのと同じ構造上での出来事だろう。どちらにしろ、一部の偏った意見が、まるで全体の意見のように見えてしまうというネットの特性によるものだ。

しかし世の中では、スポーツで日本人が活躍したというニュースは、日本を元気付ける唯一明るいニュースであるという位置づけになってしまってるらしい。政治家にとっては、都合の悪いことから目を反らす為に一番有効であるのでそれを後押しするのは当たり前だ。マスコミも同じ。それに全く疑問もなく乗っている国民。この構造を考えると、本当にこれでいいのだろうかとつい思ってしまう。

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トタニズムとは

2014年01月17日 | 芸術

トタニズムというのは、ある写真家が提唱している、トタンを使った建築物のその風化具合腐食具合などが独特な味があり最早現代アートである、という捉え方のことである。それを知ったのは最近のことだが、同じようなことを前からやっていたので、同じように感じている人間がやはりいたかという感慨を持った。つまり、元々トタンにはそういう力があったのである。ということで、過去のトタンの写真をいくつか引っ張り出して紹介したいと思う。

 

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寒い風景

2014年01月16日 | Weblog

 

今朝もマイナス10度ほど。ということで、寒々しさを感じる写真を。

 

 

必然的にオオバンも氷ってない川のほうに移動する。

 

 

夕陽が反射すると、一瞬寒さを忘れる(ということも無い)。

 

 

 

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優雅な山ツアー

2014年01月14日 | Weblog

 

今朝は予想通りマイナス10度を越えたのか?

山好きの友人が八ヶ岳の帰りに寄った。こんな寒い中、何を好き好んで冬山にと興味のない人間からすると思うのだが、好きな連中にはこの時期ならではの堪らない魅力があるのだろう。そんな彼は、去年キリマンジャロに登ったらしい。ったく羨ましい身分である。確かアルプスにも数年前行っている。基本的に山ツアーに参加する訳だが、そういうのは必ず山岳ガイド付きなので安全面ではある程度保証される。キリマンジャロは現地出発のツアーで(そこまでは各自自分で飛行機などは手配)、参加者の多くはアメリカ人だったということだ。コースそのものは難しいものではないが、距離が結構あり、テント泊で一週間程度のものだったらしい。費用は30万ほど。ポーターが多く、自分で持つものは少ないと言う、謂わば大名登山のようなものだ。実際アメリカ人の殆どは初登山だったらしい。時間と金のある連中の優雅な時間つぶしの趣だが、そういう面は否定できないだろう。国内の登山だって、中心はリタイヤした中高年だし。まあ雄大なアフリカの風景を存分に味わうにはいいツアーなのかもしれない。個人的には興味はないが。

 

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